トレンドは「肌免疫」と「感覚神経」。一歩先を行く花粉の季節の肌対策

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 いよいよ花粉が飛散してくる季節ですね。毎年、いろいろな症状に悩まされますが、肌トラブルもそのひとつ。肌荒れが気になる女性も多いのでは? 実際、花粉による肌の不調に悩まされている人は、どのくらいいるのでしょうか。

 日本リサーチセンターが2018年3月に行った「花粉症/花粉アレルギー調査」の結果によると、花粉症/花粉アレルギーの症状がある人のうち、顔の皮膚の症状(肌荒れ・かゆみなど)に悩まされていた人は、44%もいたそうです。半数近くの人が、花粉による肌への影響を感じているようですね。そんな肌トラブルが気になる季節は、ぜひ肌をしっかりと守りたいものですが、いったいどうすればよいのでしょうか。

 そもそも、健康な強い肌を持っていれば、花粉や乾燥の季節などがきても、とくには気にならないもの。では、健康な肌とはどんなものなのでしょう? 「肌免疫」について研究する資生堂グローバルイノベーションセンターの細井純一研究員によると、疲れやストレスなどのケアがしっかりとできていて、心身の状態が良好に保たれていれば、肌も健康な美しい状態でいられるのだとか。そして、誰にも備わる「免疫系」と「神経系」を鍛えれば、肌の健康はおのずと整うのだそうです。

「免疫系」の強化は、細菌やウイルス、アレルギー物質などの異物から肌を守る機能である肌免疫の力を高めることがポイント。その免疫システムの司令塔として働くのが、ランゲルハンス細胞と呼ばれる樹状細胞で、いわば肌のガードマンです。でも、過度の紫外線や乾燥、花粉、ストレスといった刺激によって細胞が少なくなると肌免疫が下がってしまうので、生活習慣やスキンケアを見直して、常に最適な数のランゲルハンス細胞をキープし続けることが大切なんだそうですよ。

「神経系」では、感覚神経がポイントになるのだとか。これは肌センサーのようなもので、鈍いとトラブルに気付けず、脳からの指令による肌の再生などもコントロールできなくなってしまうそうです。

 身体の機能と肌は密接に繋がっているからこそ、美肌のためには「肌免疫」と「感覚神経」を高めることに着目したスキンケア方法がいいようです。トラブルが起きるたびに対処するという肌ケアは卒業して、花粉などの刺激にも負けない健康で強い肌を目指したいものですね。