[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2019年2月12日の放送では、「鈴木」という名字のルーツだという和歌山県海南市の藤白神社を紹介していました。


藤城神社(WikimediaCommonsより、Indiana joさん撮影)

「鈴木サミット」もなくなる?

鈴木一族は元々熊野速玉大社のある新宮の出身で、第25代鈴木重秀氏が熊野古道の玄関口である藤白に派遣され、代々藤白神社の神官を務めるようになりました。そして、熊野信仰とともに鈴木姓が全国に広まったということです。

藤白神社には鈴木家の家系図が残されており、鈴木姓の方限定ですが「藤白鈴木家系譜」が貰えるそうです。藤白神社には月に100人の鈴木さんが参拝し、数年に一度「鈴木サミット」が開催され一族のルーツを勉強したり交流を図ったりするなど、鈴木家の聖地なのです。

このような鈴木さんの聖地である藤白神社には、代々鈴木家の本家が居住する「鈴木屋敷」がありましたが、1942年に第122代の鈴木氏が亡くなって以来60〜70年間空き家となっており、今は見る影もなく朽ち果ててしまいました。

ところがこの度国の史跡として登録されることになり、再建を目指して国や県、海南市、地元の方々、鈴木姓にちなんだ企業などが動き出しているということなのです。再建には1億3000万円ほどかかるといい、国や県、海南市で半分は賄え、残りをふるさと納税の企業版の様な形で捻出しようとしていますが、まだまだ足りないとのこと。

なので藤白神社では、全国の鈴木さんをはじめとする個人の寄付も募っているそうです。(ライター:hisa)