横浜・伊勢佐木町の地下街「マリナード」に1台のピアノ。「誰でも弾くことができます」と置かれたら、あらら、連日老若男女がパラパラと弾き続け、商店街の新名所になった。

その名も「BMI(馬車道マリナード伊勢佐木町)ストリートピアノ」。横浜市庁舎の移転で通行客が減ることを心配した商店街が考えた集客アイデアで、昨年(2018年)12月に設置したら、連日絶えることなく音が聞こえる。

絶えることなく響くショパンからサザンまで

定点カメラで見ると、全く人が途絶えることがない。中年女性が弾くリスト「愛の夢」、モーツァルトのソナタは78歳の女性、11歳の男の子はバッハのフーガ......といった具合だ。

ショパンの幻想即興曲を弾いたマスクの男性は、会社の飲み会帰りだという。ピアノ歴36年、39歳の見事な腕前。自宅にはグランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノが3台とか。さらに「ピアノの先生と結婚しちゃったんです。元は生徒だったんですが、幸せに生きております」

取材中一番人が集まったのは、19歳の大学生が弾いたショパン「革命のエチュード」だった。「音大生です。知らない人にも自分の演奏を聴いてもらって楽しんでもらえたら最高です」

クラシックばかりではない。50台の女性は、サザンオールスターズの「いとしのエリー」を弾いた。

中央地下街の奥田正則社長は「最初は弾いていただけるだろうかと不安だったが、本当に多くの方に弾いていただき、ありがたいことだと思っております」という。

国分太一(MC)「演奏するのは、聴いてもらいたいものがあるから。いいことを思いついた」

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真矢ミキ「でもクオリティーが高い」