愛媛県知事あてに先月末(2019年1月)、汚れて固まった1万円札の束が詰まった段ボール箱が届いた。ベタベタに融けてしまったようなものもあり、破損している旧札だった。中村時広知事は「量から推測すれば1億円程度」という。

中身を確認した県の担当者は、「段ボール箱にそのまま詰めてあり、手紙が添えられていた」という。「(記入した)住所、氏名は架空です。何かの役に立ててほしい。そっとしておいてほしい」と書かれていた。送り状に書かれてあった電話番号は使われておらず、送り主の手がかりはない。

愛媛県は警察などと相談し、盗難など事件との関連は薄いとみて、寄付金として受け取り、「対象の方は特定できませんが、この場を借りて、心からお礼を申し上げたい」と知事は話した。ただ、1万円札の劣化は激しく、日本銀行に本物かどうかの確認を依頼し、新しいお札に交換できれば、西日本豪雨の復旧事業に役立てたいとしている。

さだまさし「訳ありな気もしますね

司会の加藤浩次「埋められていたお札っていう感じはしますね」

さだまさし(歌手)「訳ありな気もしますね。寄付しようというお志はすごいと思いますけど、こんなに破損するまで置いておくっていうのは、どうなんですかね」

弁護士の菊池幸夫は「警察には、盗難にかかわったかどうか判別できる札番号があるものもあります。それに該当しないということになって、受け入れることになったのでしょう。仮に不正なお金だったとしても、県庁として落ち度がないということになれば、法律上は返す必要はありません」と解説した。