常盤貴子が久しぶりの主演だと騒がれた作品。専業主婦をやっていた蓮見杏子(常盤貴子)は、夫の東京地検特捜部長である壮一郎(唐沢寿明)が汚職で逮捕されてしまったために、16年ぶりに同期だった多田(小泉孝太郎)が共同経営者をやっている神山多田法律事務所に仮採用で弁護士復帰する。子供は2人いる。
第5回は有名なロックスター・東条数矢(宇崎竜童)と妻・ちなみ(銀粉蝶)の離婚話を杏子が担当する。数矢側の弁護士は多田の元カノ。億単位の資産を持つ数矢がバイクで事故を起こして植物人間になる。愛人のお腹の中には子供がいてチャーチャンバラバラ。睡眠薬を飲まされていたらしい。犯人は誰だったのか。
壮一郎を陥れたらしい側の検事の脇坂博道(吉田鋼太郎)にも離婚話が出ていて、その妻がどうやらPCの中の秘密を知っている。
依頼事件の縦糸と毎回の横糸が複雑に絡み合ってなかなか面白い。三遊亭円楽が政治家として演説するかと思えば、毎度おなじみ滝藤賢一が壮一郎の味方として、トイレに隠れて情報を伝えたり、多田はいまだに杏子にホの字だったりと盛り沢山。
常盤貴子は相変わらず口元が締らないが、主婦として長年しっかりと家庭を守ってきた中年女性の落ち着きと知恵を上手く表出している。弁護士ものは雨後の筍のごとく作られているが、さすがは日曜劇場の枠、当作品はキャストといい演出といい毎回見るに値する。(放送2019年2月10日21時〜)

(黄蘭)