胸キュンシーンに自信をみせる横浜流星

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 俳優の横浜流星が12日、映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』の完成披露イベントに上白石萌音、杉野遥亮、川村泰祐監督と共に出席し、劇中でさまざまな“ハイブリッド壁ドン”を披露していることを明かした。

 渡辺あゆの人気少女コミックを実写映画化した本作。原作の「玲苑編」をもとに、同居する高校生の三角関係を描く。横浜は、西森葵(上白石)と恋人の久我山柊聖(杉野)の間に割って入る、柊聖のいとこ・玲苑を演じている。この日の横浜は、現在放送中のドラマ「初めて恋をした日に読む話」の撮影中ということもあり、ピンク色の髪で登場した。

 横浜は「劇中では原作通り赤髪に染めさせてもらい、帰国子女の設定だったので、英会話レッスンにも通いました」と気合十分で撮影に臨んだことを明かす。さらにバスケットボールのシーンも数多く出てくるため、以前から親交の深い杉野との練習にも抜かりがなかったという。
 
 本作が恋愛映画初挑戦となった上白石は「最初にマネージャーさんから『次は恋愛映画だよ』と聞いたときは、何かの手違いか、はたまた人違いかと思った」と発言し、客席を笑わせた。劇中では胸キュンシーンが満載となっており、撮影中も横浜や杉野の胸キュン行動にときめきを感じていたという。

 それに対して横浜は「柊聖が格好よく決めていたので、玲苑は壁ドンや顎クイなどをいろいろなバリエーションでやりました。“ハイブリッド壁ドン”ですね」と胸を張る。上白石は“ハイブリッド壁ドン”というフレーズに大笑いしながら「(横浜は)壁ドンマスターでした。すごくスピード感とパワーがあって、アスリートみたい」と称賛の言葉を送った。

 また、バレンタインデーがまもなくということで、巨大なハートのチョコレートに横浜と杉野が胸キュンなメッセージを描いて披露するコーナーも。杉野が「大切」と大きな字で書くと、横浜は苦戦しながらも「大好き」とデコレーション。どちらがより胸キュンだったかの判定を任せられた上白石は、悩ましい顔を浮かべつつも、横浜をチョイスして「どちらも素敵なのですが、頑張った痕跡と過程が見えたから」と口にした。
 
 会場の至るところから「流星!」という声が飛ぶと、横浜は笑顔で手を振るなどファンサービスを欠かさない。大盛り上がりの会場に「すごく嬉しいですね。作品が愛されているんですね」と照れくさそうな笑顔を浮かべていた。(磯部正和)

映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は3月21日公開