くしゃみを手で押さえるのはNG マスクやティッシュがないときは「肘の内側で覆う」
インフルエンザが全国的に流行する中、厚生省が推奨する咳やくしゃみをする際のエチケットが注目を集めている。
くしゃみや咳をする際、マスクを着用していなかったりティッシュやハンカチが間に合わなければ、とっさに手で口や鼻を覆うことがある。しかし、厚生労働省によるとこの対処法は間違い。覆った手にウイルスが付着し、その手でドアノブなど周囲を触ることで他の人に病気を移してしまう可能性がある。このため、手ではなく上着の袖など肘の内側で覆うことを推奨している。また、特に電車内や職場、学校など人が集まるところで行うことが重要だとしている。
アメリカ在住の癌研究者・大須賀覚氏は、くしゃみを手で覆うのは日本人に多くみられるとして、Twitterで注意喚起。「くしゃみは肘の内側にするのが国際的にやられている正しい方法」だとして、教育関係者に「小さいうちからこの習慣を身につけるように、子供に教えてあげてもらいたい」と提言している。
インフルエンザが流行中です。一つ注意して欲しいのが"くしゃみ"の仕方。大多数の日本人は急なくしゃみの時、手で口を押さえます。これは良くない。手にウイルスがつき、その手で周囲を触ることで、周りの人にうつしてしまいます。くしゃみは肘の内側にするのが国際的にやられている正しい方法です。 pic.twitter.com/kHePRE8rqD
— 大須賀 覚 / Satoru Osuka (@SatoruO) 2019年2月7日
マスクをしていれば問題ないです。もちろん、ティッシュを取るのが間に合えば、それが最も良いです。間に合わない時は肘の内側にしましょう。急なくしゃみで間に合わないことは多いですので、肘の内側にする習慣をつけると良いです。厚生省サイトに詳細があります。ご参考に。https://t.co/F9pk5lHBX0 pic.twitter.com/GbEJkQOm1n
— 大須賀 覚 / Satoru Osuka (@SatoruO) 2019年2月7日
アメリカではこのくしゃみの仕方を子供のうちから、しっかりと教育されます。そのため、アメリカ人は肘の内側にくしゃみをする人が大変に多いです。最初に渡米した際に、みんな変わったくしゃみの仕方するなと思いましたが、実は日本人の方が間違っていたと後で知りました。https://t.co/O74sLYVENW
— 大須賀 覚 / Satoru Osuka (@SatoruO) 2019年2月7日
これは教育関係者の方に特に知ってもらいたいです。一度習慣になってしまうと、大人になってから直すのはとても難しい。ぜひ小さいうちからこの習慣を身につけるように、子供に教えてあげてもらいたいです。生理現象は無意識で対処してしまうものなので、頭で考えるよりも、習慣付けが極めて大事です。
— 大須賀 覚 / Satoru Osuka (@SatoruO) 2019年2月7日