アメリカの国内線の機内で撮影され、SNSに投稿されたある動画が物議を醸している。3席の真ん中に座る白人女性が「息ができない」「押しつぶされる」など両隣に座る肥満体型の黒人カップルをののしり続けているのだ。

トラブルは1月2日(2019年)、ラスベガスからニューアークに向かおうとするユナイテッド航空で起きた。撮影したのはののしられている側の1人、看護師のロジャースさん。動画を撮影し反撃したようだ。

「私はサラダを食べているのよ!」とケンカ腰

離陸前、スマホで誰かと話す白人女性。「オーマイガー...。こんなの4時間も耐えられない」「あいつらにぐちゃっと押しつぶされているのよ。信じられない」などロジャースさんらに聞こえるように、あえて大声で文句をまくしたてる。窓側に座るロジャースさんはそれが自分たちに向けられたものと気づき、カメラで撮影を始めた。

ロジャースさんの恋人、黒人男性のフリンクさんが腹に据えかねて「これはありえない」とつぶやくと、白人女性は「私はサラダを食べているのよ!」とナゾの応酬。どうやら、自分はヘルシーな食事をしているから肥満にならないと言いたいようだ。

ほかの乗客が「恥を知れ」「あんたのやっていることはひどい」と批判すると、「じゃああんたがあの2匹の〇〇の間に座ってみなさいよ!」とさらなる暴言。最終的にこの白人女性は航空機から降ろされた。

ユナイテッド航空やアメリカン航空では、ひじ掛けが下ろせなかったら2席分買うことになっている。このカップルは確かに大柄だが、その基準はクリアしていた。

ネット上では女性の態度に批判が寄せられる一方で、「無理もない。私でも耐えられない」「自分が太っていたら追加料金を払う」などの同情の声も上がっている。

司会の小倉智昭「なんかこの白人女性、差別的に見ているような気もするけど...。真ん中に座る時は、ある程度は『仕方ない』と普通は思う」

中江有里(女優・作家)「あれは暴言ですね」

小倉「私はサラダ食べているって言うの、なんの意味があるんだよ!」