下部組織から指導に携わっているというスペイン人のフェリックス・サンチェス監督。UAE戦で見せた攻撃的なサッカーを貫くつもりだ。 (C) REUTERS/AFLO

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 現地2月1日、アジアカップ2019決勝が行われる。

 前日会見に登場したカタール監督のフェリックス・サンチェス監督は、明日の試合にかける想いを「カタールの歴史を変える可能性がある試合だ。カタール国民を喜ばせたい。そのための準備はしてきた」と気合を示した。

 決勝で対戦する日本に対しては、「日本はとても才能があり、素晴らしい大会を過ごしている。数々のストロングポイントがあり、一方で少ないが弱点もある。彼らはどの試合でも素晴らしいパフォーマンスを披露しており、我々は彼らに挑む立場なんだ。できる限りのことを明日の試合にぶつけるだけだが、一瞬でも気を緩める暇はないだろう。モチベーションを高く、いい試合を見せる自信はある。すべての選手に対して警戒しつつ、試合を楽しめたらいい」と語った。

 また、現地紙『The National』など複数のメディアが指摘している「代表選手の資格」の問題については、明言を避けた。

 その問題とは、現時点で得点王トップのアルモエズ・アリ(スーダン出身)とバサム・アルラウィ(イラク出身)の経歴についてだ。彼らは「18歳に達したのち、該当する協会の地域で5年間生活した選手に代表選手の資格が与えられる」という規則を満たしていないとUAEメディアが指摘し、同サッカー協会がアジアサッカー連盟(AFC)に抗議文を提出しているという。

 AFC側からこの問題について現時点では正式なコメントや対応は発表されておらず、カタール側の回答に注目が集まっていた。しかし、サンチェス監督は「代表チームは最も大切な明日の決勝に集中している。試合外については関与していないし、最後まで戦って優勝を目指すだけだ」と回答するにとどまった。

「アジアの人たちにとって我々の決勝進出はサプライズだったかもしれない。だが今やカタールのレベルは高くなっているし、最後に戦えることを光栄に思っている」

 出場停止だったDFアルラウィとMFアブデルアジズ・ハテムのふたりが戻り、カタールは国のプライドと意地をかけて、万全な状態で日本にぶつかってくる。森保ジャパンは果たして、どう立ち向かうだろうか。