ゴールを決めてサンチェス監督のもとで喜びを分かち合うアリ(左)ら選手たち。チームとして非常に一体感のある状態だ。 (C) REUTERS/AFLO

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 アジアカップ2019の決勝戦は、日本とカタールの対戦に決まった。

 アルベルト・ザッケローニ率いる開催国のアラブ首長国連邦(UAE)を4-0で破り、快勝したカタールの監督フェリックス・サンチェスの試合後のコメントを、地元紙『Gulf Times』などが報じている。

「決して簡単な試合ではなかった。選手たちは非常にプレッシャーのある環境でよくやってくれたと思う。私は彼らを誇りに思うし、カタールのファンにおめでとうと伝えたい。(決勝進出は)カタールという国家において非常に重要な成果だと思う。

 我々はチームとして上手く機能し、プレーできていると思う。アルモエズ・アリは間違いなく中心的人物だが、彼の主な仕事であるゴール、そしてゴールに近づけるために必要なパフォーマンスに徹してくれている。集団としての目標のために個人が努力し続けていられるのは理想的な状態だ」

 また、カタールは6月に行なわれるコパ・アメリカにも参加が決まっている。このことについて問われると、「大会が終わった後に考えるよ」と語った。

「数々の強豪が参加する大会に参加できること、そしてアジアでもっとも優れたチームである日本とともに参加できることを光栄に思っている。だが、今考えているのは決勝に勝つことだ。

 次の試合では、バッサム・ヒシャム、(アブドラシズ・)ハテムもチームに戻ってくる。中2日というのはチャンピオンになるためには理想的ではないが対処すべきで、この時間を有効に活用して、より進化する必要がある。全員で金曜日の決勝戦に備えるよ」

 また、名前が挙がったアルモエズ・アリは準決勝でもゴールを決め、今大会で計8ゴールと得点王を独走している。しかし、個人の記録には興味がないという程、優勝への想いが強いようだ。

「僕のパフォーマンスはチームワークとチーム全体の計画が結実したものです。今は国全体で掲げる目標の達成に貢献し、カタールに大きなタイトルを持ち帰りたいという思いだけです。個人的なタイトルに興味はないんです。カタールのアスパイア・アカデミーでの経験は僕らの快進撃を支えています」

 2022年ワールドカップを控え、“国策”としてサッカーの強化に務めてきたカタール。アジア杯優勝への想いは非常に強い。2大会ぶり5度目の優勝を目指す森保ジャパンとは、現地2月1日に対戦する。