大迫が初戦トルクメニスタン戦ぶりに先発復帰し、現時点のベストメンバーでイラン戦に挑んだ森保ジャパン。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 現地時間1月28日、アジア首長国連邦(UAE)のハッザ・ビン・ザイード・スタジアムで行なわれたアジアカップの準決勝で、日本代表はイラン代表に3-0で完勝。初戦のトルクメニスタン戦以来の先発復帰となった大迫勇也が2ゴールを決め、原口元気も1ゴールを挙げて勝利に貢献した。

 米スポーツ専門チャンネル『Fox Sports』アジア版は、この試合に出場した全選手の寸評・採点を掲載。日本で最も高い評価を獲得したのは、10点中9点がついた大迫勇也。先制点を叩き込み、2点目となるPKもきっちり決めたことが高評価につながったようだ。次点には8.5点を獲得した権田修一、南野拓実が続いた。

 この試合について同メディアは、「前半はスコアレスで終わった後、後半に日本代表はイランの愚かな守備のタイミングを利用して、大迫勇也がゴールを決めて先制した。原口元気のゴールは瀕死のイラン代表の棺を打ち付けるものと化した」と評した。

以下、日本代表の出場選手の採点と寸評だ。

GK 権田修一(採点8.5/10)
「22分に権田のミスによってピンチを迎えたが、その後のアズムンの決定的なシュートを自ら回避することでスコアレスな状態を保った。後半のフリーキック、コーナーキックからのピンチも彼のセーブによって事なきを得ている」

DF 長友佑都(採点8/10)
「左サイドを上下に走り回り、いくつかの有効なクロスを放り込んだ。イラン側の対応には常に注意を払っていた」

DF 吉田麻也(採点8/10)
「前半のイランが選択していた、アズムンをターゲットにしたロングボールは、日本の最終ラインを脅かすものだった。しかし、吉田はかなりうまく対処していたといえるだろう」

DF 冨安健洋(採点8/10)
「ここまでのトーナメントでスターとして活躍していた冨安は、アズムンをマークするという厳しいタスクを与えられた。だがそれを非常にうまくこなし、イランのストライカーを苛立たせた」

DF 酒井宏樹(採点7/10)
「日本の右サイドバックはイランの選手との物理的な“デュエル”に巻き込まれ、46分にイエローカードを受けた。73分に森保監督の采配によってピッチを退いている」
 
MF 原口元気(採点8/10)
「彼は82分に試合を決定づけるチャンスがあったが、残念ながら引き金を引き損ねた。だがその約10分後にはミスをせずにモノにし、試合を決定付けて日本の勝利を確かなものにした」

MF 遠藤 航(採点7/10)
「前半の日本代表チームにおいて最終ラインの前でイランの攻撃を遮断する姿が印象的だった。後半、ベルギーで活躍するMFは足に痛みを覚えたため、ピッチを去っている」

MF 柴崎 岳(採点8/10)
「ボランチとしての仕事を十分にこなしており、自らも誇りに思えるような出来。ただ、2月1日の決勝まではコンビの遠藤の不在につき、彼自身がもっとレベルアップしなければならないだろう」

MF 堂安 律(採点7.5/10)
「前半の試合展開で、いくつかのスペースを作る動きを見せ、ゴールに向かっていった。だが、ベトナム戦ほどの影響力はなかった」
 

FW 南野拓実(採点8.5/10)
「あの瞬間、ペナルティエリアで南野にイエローカードを与えるため、イランのDFは全員、審判に詰め寄った。その代わりに彼はボールを追い続け、素晴らしいクロスを上げた。2点目のPKを獲得したのも彼だ」

FW 大迫勇也(採点9/10)
「スターティングイレブンに大迫が戻ってきた! 彼は森保一監督に安堵を与え、決勝への扉を開くために先制点をもたらし、間を置かずに獲得したPKを決めて、チームに2点目をもたらした」

<サブメンバー>
MF 塩谷 司(採点7/10)
「60分に遠藤の負傷によって急きょ投入されたが、試合終了まで命じられた仕事をこなした」

DF 室屋成(採点7/10)
「73分に投入され、献身的なプレーで試合終了を迎えた」

MF 伊東純也(採点なし)
「89分に投入された」

 ちなみにイラン代表の選手については全体的に低めで4.5〜6.5という点数がつけられた。最高値の「6.5」はGKのアリレザ・ベイランバンドで、「日本戦で3回ゴールを割られるまでの5試合は素晴らしかった」と称えられている。また、最低点の「4.5」はDF陣4人に与えられた。