優勝だけに価値を見出す日本代表MF堂安律(フローニンゲン)

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[1.28 アジア杯準決勝 日本3-0イラン アルアイン]

 アジア最強と目されていたイラン代表。そんな相手に3-0で圧勝した日本代表だったが、強気な20歳は冷静な姿勢を崩さなかった。日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は決勝進出を決めた一戦を「特別意味はない」とあっさり述べ、3日後に控える最後の決戦に思いを馳せた。

 相手はアジア最高位にあたるFIFAランキング29位の強豪イラン。各ポジションに優れたタレントをそろえ、カルロス・ケイロス監督の下で組織的なサッカーを展開する好チームだ。しかし、この日の主役は日本。立ち上がりから粘り強く主導権を握り続けると、後半は華やかに3得点を奪って勝利した。

 対戦した印象を問われて「やられる気はしなかった」と答えた堂安。「特別にインテンシティーが高い試合だとは思わなかったし、相手のほうが疲労が見えてきた」と冷静に振り返る。「日本人の良さはこういうところなんだなとあらためて思った。最後まで走り切れるところ」とこの大会で培ってきた新たな武器には自負ものぞかせる。

 とはいえ自身の出来に満足した様子はなく、フリーでのシュートチャンスを外した場面に「あとはフィニッシュのところ」とキッパリ。「(この勝ちが)でかいと思われるかもしれないけど、特別意味はない。優勝するから意味がある」と力強く述べ、決勝での活躍を誓った。

(取材・文 竹内達也)