今冬の移籍が噂されているドルトムントのMF香川真司【写真:Getty Images】

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香川の移籍金が最少で2.5〜3.7億円まで引き下げも、独紙は「時間はない…」と指摘

 ドルトムントのMF香川真司は出場機会を求めて今冬の移籍が噂されている。

 ドイツ紙「ビルト」によれば、ドルトムントは香川の移籍金を最少で200万(約2億5000万円)〜300万ユーロ(約3億7500万円)に設定し直したという。2012年にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した当時の1600万ユーロ(約20億円)から市場価格は5分の1以下にまで落ちたが、移籍市場が閉まるまで残り5日を切っても去就は決まっていない。

 香川の苦境について英サッカーメディア「90min」は、「マルコ・ロイスが怪我から解放されたことで、香川は余剰人員となった」と言及している。香川が最も得意とするトップ下のポジションでは、これまで離脱が多かった主将のロイスがボルシアMG時代の恩師でもあるルシアン・ファブレ監督の下で開幕からフルスロットル中。ブンデスリーガで欠場したのは第18節のRBライプツィヒ戦(1-0)のみで、リーグ戦ではここまで18試合に出場して12得点8アシストと圧巻のパフォーマンスを披露している。

 ロイスの完全復活だけではなく、「序列ではマリオ・ゲッツェも香川より上」と記事では指摘していて、香川はライバルたちに遅れをとっているのが現実だ。下部組織に在籍する18歳のスペイン人MFセルヒオ・ゴメスという若い才能もすぐ背後に迫ってきている。

 今年3月には30歳を迎える香川。移籍の希望先はリーガ・エスパニョーラのチームと公言するなか、「ビルト」紙では文末に香川の移籍に関する問題点を挙げている。

「顧客がおらず、移籍市場の扉はあと5日で閉まる。時間はない……」

 ドイツメディアのなかでは、移籍は難しいとの見解が少なからずあるようだ。(Football ZONE web編集部)