16、17世紀のフランドル絵画を堪能。福島県・郡山市立美術館で「ブリューゲル展」開催中
福島県郡山市の郡山市立美術館で3月31日(日)まで、「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」が開催されている。
16世紀のフランドル(現在のベルギーにほぼ相当する地域)をを中心に活動したピーテル・ブリューゲル1世に始まり、以降150年にわたって画家を生み出したブリューゲル一族を紹介する。油彩、版画、素描の約100点の出品作ほとんどは、欧米の個人コレクションとして通常は公開されていない貴重な作品で、日本初公開。
本展では、ブリューゲル1世から2人の息子(ピーテル2世、ヤン1世)、そしてその子孫たちへと受け継がれ、150年に及ぶ類まれな芸術伝統を確立したブリューゲル一族の作品を中心に17世紀フランドル絵画作品を展示。貴重な作品の数々を満喫できる。
担当者は「ブリューゲル展が開催中!音声ガイドナレーターは声優・石田彰さん。『名もなき画家』として、ブリューゲル工房、画家一族の歴史と秘密をお伝えします。当時の音楽をBGMに、まるでブリューゲル一族が活躍した時代へと入り込んだかのような体験をお楽しみください!」と魅力を話す。
多くの絵画を生み出したブリューゲル一族に迫る同展。音楽と合わせて絵画を楽しもう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)