現在、連覇中のチリ(写真は2015年大会)。日本にとっては高く厚い壁となるだろう。開催国ブラジルが1989年以来の自国開催の大会で王座を奪取するか、アルゼンチンが雪辱を果たすか、あるいは……。 (C) REUTERS/AFLO

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 1月24日(現地時間)、ブラジル・リオデジャネイロでコパ・アメリカ2019のグループリーグ組み合わせ抽選会が行なわれた。

 CONMEBOL(南米サッカー連盟)加盟の10か国に招待国の日本とカタールを加えた12か国は、以下のように3つのグループに分けられた。

グループA:ブラジル、ボリビア、ベネズエラ、ペルー
グループB:アルゼンチン、コロンビア、パラグアイ、カタール
グループC:ウルグアイ、エクアドル、日本、チリ

 日本はグループCに入り、ウルグアイ、ディフェンディングチャンピオンのチリ、そしてエクアドルと対戦することとなった。ウルグアイには昨秋に勝ったとはいえ、今度は公式戦、そして南米での対峙ということで、比べ物にならないぐらい厳しい戦いとなるだろう。

 チリは自国開催の2015年大会でリオネル・メッシ擁するアルゼンチンを決勝戦でPK戦の末に下して初優勝を飾り、さらにその翌年に大会100周年記念として開催された「コパ・アメリカ・センテナリオ」でも、全く同じ結末で連覇を果たしている。最も厄介な相手であることは言うまでもない。

 残るエクアドルもポテンシャルの高いチームを擁し、日本としてはどれひとつとして楽な戦いはない。とはいえ、強化として考えた場合、これ以上ない良い機会を与えられたと言えよう。試合は6月17日にチリ戦、20日にウルグアイ戦、24日にエクアドル戦の順で行なわれる。

 他のグループを見ると、ブラジルは比較的楽なグループに入った。首位通過は義務ですらある。Bでは、アルゼンチンとコロンビアが首位を争うことになるだろうか。

 大会はブラジルの5都市6会場で開催される今大会は6月14日のブラジル対ボリビア戦で開幕し、24日までリーグ戦を行ない、各グループ上位2か国と3位の成績上位2か国が準々決勝に進出。以降はトーナメント方式となり、決勝戦は7月7日、リオデジャネイロのマラカナンで開催される。 1999年大会以来2度目の出場となる日本代表の活躍もさることながら、南米の覇権をめぐる熾烈な争いからも目が離せない大会となる。