「PKは正しかった」…ベトナム代表指揮官、VARによる判定に納得

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 AFCアジアカップUAE2019・準々決勝が24日に行われ、日本代表が1−0でベトナム代表を下した。

 ベトナム代表を率いるパク・ハンソ監督は試合後の記者会見で、「選手たちはこの大会で全力を尽くしたと思う。今日、日本に敗れたが、彼らは戦う姿勢を十分に見せたと思う。私はそのことにとても満足している」と選手たちを称賛した。

 東南アジア勢では唯一8強に進出したベトナム代表。「この大会における我々は、ドラマティックであり、運にも恵まれていたと思う」と振り返ったパク・ハンソ監督は、昨年12月のAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)を10年ぶりに制覇してからアジアカップまで準備する時間が少なかったことを嘆いた。

「もっといい結果を得ることができたとは言いたくはない。スズキカップを終えてから、この大会に向けての準備期間は十分ではなかったし、休む時間もあまりなかった。ここは少し残念に思っている」

 また、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)については、「VARは技術的な問題を解決してくれるので導入はいいと思う。だが、グループステージの最初から使われていたら、もっと審判もいい判断を下すことができると思う」との見解を示し、決勝点となった堂安律が獲得したPKには「判定は正しかったと思う。将来VARはもっとうまく活用されていくと思う」と判定に納得していると語った。