ベトナムを指揮するパク・ハンソ監督

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 24日のアジアカップ準々決勝で日本代表と対戦するベトナム代表のパク・ハンソ監督が23日、UAE・ドバイのアルマクトゥームスタジアムで公式会見を行い、「日本戦はとても厳しい試合になる。日本はベストチームの一つで、両チームには大きな違いがある」と、挑戦者の立場を強調した。

 五輪代表も兼任する韓国人監督は昨年8月のアジア大会でもグループリーグで森保一監督率いるU-21日本代表と対戦し、1-0で勝っている。それでも「個人的に日本の監督と知り合いというわけではないが、彼は知識もあり、インテリで、Jリーグで優勝経験があることは知っている。日本はアジア大会でベトナムに負けたが、その1試合で彼を評価することはしない」と、あくまでリスペクトする。

 昨年1月に中国で開催されたAFC U-23選手権では決勝でウズベキスタンに敗れたものの準優勝。「この1年はミラクルだ」と話すパク・ハンソ監督は、02年日韓W杯で現オマーン代表のピム・ファーベーク監督とともに韓国代表のアシスタントコーチとしてフース・ヒディンク監督を支えていたことで、ベトナムメディアでは「ベトナムのヒディンク」「魔法使い」とも呼ばれているという。

 会見では韓国メディアから「韓国人として日本には負けたくないか」と、“日韓戦”を意識したような質問も出たが、「私は韓国人だが、今はベトナム代表の監督だ。韓国でこの試合への関心が高いことは知っているが、私はベトナムの監督として責任を果たしたい」とかわした。

「この大会ではベスト16進出が目標だった。それは達成することができて、この大会でベトナムの選手は大きな経験をしている」。目標を超える8強入りを果たし、次に挑むはベスト4。「とにかく走り続けることが大事。多くの人が日本有利と予想しているが、我々は日本について分析し、弱点を見つけようとしている。我々の選手たちは最後まで恐れることなく戦う」と意気込んだ。