NECの学生向けモバイルPCがUSB-Cを搭載。LAVIE Note Mobileが世代交代
NECパーソナルコンピューター(NEC PC)が、PCの2019年春モデル新製品を発表しました。今回中心となるのは、主に大学生向けを狙ったモバイルノートPC『LAVIE Note Mobile』のメジャーモデルチェンジです。
店頭モデルのグレードは2種類となり、発売予定は1月24日以降。本体カラーはパールホワイトとメタリックピンク、パールブラックの3種類です。
同シリーズは、12.5インチ・フルHD液晶を搭載し、908gからの軽さでありながら、想定実売価格がMicrosoft Office 2019搭載で10万9800円(税別)からと、小型、軽量、廉価なな点が特徴。
今世代では、待望のUSBタイプC搭載(ACアダプタ入力兼用)やキーボードの大型化など、主に操作性の向上を図ったモデルチェンジとなっています。
外観上で最大の特徴となるのは、キーボードレイアウトの変更。従来モデルと比べてキーボード側のナローベゼル化がなされた『Edge to Edgeデザイン』を採用しており、本体の左右幅いっぱいに広がったレイアウトに拡大しました。
これにより、現行モデルではFキー(最奥)にあった「半角/全角」キーなどが一般的なキーボードと同じ「1」キー左に配置されるなど、キーのレイアウトが他機種と共通化されています。
さらにキーピッチは18.7mm。現行モデルでは一部キーの幅が縮小されていた(いわゆる不等長ピッチ)点も改善されています。
もう一つの特徴は、拡張端子において新規にUSBタイプCを搭載した点。数は1基のみ、最高速度は5Gbpsですが、USB PDによる本体への給電にも対応します。付属ACアダプタもUSBタイプC端子仕様です。
拡張端子はこれに加え、USB 3.0タイプA×2とSDメモリカード(フルサイズ)、HDMI出力、ヘッドセット用3.5mmジャックを装備します。
CPUは現行モデルに引き続き、インテルのCore m系列モデルを採用。上位機種では第8世代Core i5-8200Yを採用し、動作クロックの速度アップなどにより実用的な性能を発揮します。現行機で定評あるファンレス動作も継承。
店頭モデルでは、下位機種のSSDが256GBに拡大(現行では128GB)した点もポイント。実用性が大きく増しました。
隠れた特徴としては、プリインストールアプリのユニークさが挙げられます。"現役大学生のためのおしりたたきメディア"と称する情報ポータルアプリ『ペンペン』や、"インスタ映えプチクリアプリ"となる静止画から簡易アニメーションを作る動画編集アプリ『Corel PhotoMirage』などを搭載。
さらにOfficeも、最新版であるMicrosoft Office Home & Business 2019に更新されています。
上位モデルとなる『NM550/M』シリーズは、市場想定価格が14万4800円(税別)前後。
本体重量は約910gで、バッテリー駆動時間は約11.5時間。CPUにはインテルのCore i5-8200Yを搭載し、RAMは8GB、SSD 256GB。電源ボタンに指紋認証センサーを搭載します。
廉価モデルとなる『NM150/M』シリーズは10万9800円(同)前後。
本体重量は約908gで、バッテリー駆動時間は約11.7時間。CPUにはインテルのCeleron 3965Yを搭載し、RAMは4GB、SSD 256GBという構成。指紋認証センサーは非搭載です。
本体サイズは両機種共通で、289×196×17mm(幅×奥行×厚さ)です。
さらに直販モデル『LAVIE Direct NM』では、本体カラーにメタリックブルーが加わった4色構成に。さらにCPUとしてインテルのCore i7-8500Yや、512GB SSDの搭載も可能となります。
LAVIE Note Mobileは、他に類を見ない学生向けを狙った仕様や、安価な販売店では実売価格が10万円を切る手頃な価格などで評価の高い機種。今回はそうした特徴を引き継ぎつつ、USBタイプCの搭載や廉価モデルのSSD容量倍増、キーボードレイアウトの再配置など、現行機種で弱点となっていたところを順当に強化した仕様となりました。
同シリーズはNEC PCの中でもヒットシリーズとなっていますが、今回もその評価を順当に引き継ぐものとなりそうです。
店頭モデルのグレードは2種類となり、発売予定は1月24日以降。本体カラーはパールホワイトとメタリックピンク、パールブラックの3種類です。
同シリーズは、12.5インチ・フルHD液晶を搭載し、908gからの軽さでありながら、想定実売価格がMicrosoft Office 2019搭載で10万9800円(税別)からと、小型、軽量、廉価なな点が特徴。
外観上で最大の特徴となるのは、キーボードレイアウトの変更。従来モデルと比べてキーボード側のナローベゼル化がなされた『Edge to Edgeデザイン』を採用しており、本体の左右幅いっぱいに広がったレイアウトに拡大しました。
これにより、現行モデルではFキー(最奥)にあった「半角/全角」キーなどが一般的なキーボードと同じ「1」キー左に配置されるなど、キーのレイアウトが他機種と共通化されています。
さらにキーピッチは18.7mm。現行モデルでは一部キーの幅が縮小されていた(いわゆる不等長ピッチ)点も改善されています。
もう一つの特徴は、拡張端子において新規にUSBタイプCを搭載した点。数は1基のみ、最高速度は5Gbpsですが、USB PDによる本体への給電にも対応します。付属ACアダプタもUSBタイプC端子仕様です。
拡張端子はこれに加え、USB 3.0タイプA×2とSDメモリカード(フルサイズ)、HDMI出力、ヘッドセット用3.5mmジャックを装備します。
CPUは現行モデルに引き続き、インテルのCore m系列モデルを採用。上位機種では第8世代Core i5-8200Yを採用し、動作クロックの速度アップなどにより実用的な性能を発揮します。現行機で定評あるファンレス動作も継承。
店頭モデルでは、下位機種のSSDが256GBに拡大(現行では128GB)した点もポイント。実用性が大きく増しました。
隠れた特徴としては、プリインストールアプリのユニークさが挙げられます。"現役大学生のためのおしりたたきメディア"と称する情報ポータルアプリ『ペンペン』や、"インスタ映えプチクリアプリ"となる静止画から簡易アニメーションを作る動画編集アプリ『Corel PhotoMirage』などを搭載。
さらにOfficeも、最新版であるMicrosoft Office Home & Business 2019に更新されています。
上位モデルとなる『NM550/M』シリーズは、市場想定価格が14万4800円(税別)前後。
本体重量は約910gで、バッテリー駆動時間は約11.5時間。CPUにはインテルのCore i5-8200Yを搭載し、RAMは8GB、SSD 256GB。電源ボタンに指紋認証センサーを搭載します。
廉価モデルとなる『NM150/M』シリーズは10万9800円(同)前後。
本体重量は約908gで、バッテリー駆動時間は約11.7時間。CPUにはインテルのCeleron 3965Yを搭載し、RAMは4GB、SSD 256GBという構成。指紋認証センサーは非搭載です。
本体サイズは両機種共通で、289×196×17mm(幅×奥行×厚さ)です。
さらに直販モデル『LAVIE Direct NM』では、本体カラーにメタリックブルーが加わった4色構成に。さらにCPUとしてインテルのCore i7-8500Yや、512GB SSDの搭載も可能となります。
LAVIE Note Mobileは、他に類を見ない学生向けを狙った仕様や、安価な販売店では実売価格が10万円を切る手頃な価格などで評価の高い機種。今回はそうした特徴を引き継ぎつつ、USBタイプCの搭載や廉価モデルのSSD容量倍増、キーボードレイアウトの再配置など、現行機種で弱点となっていたところを順当に強化した仕様となりました。
同シリーズはNEC PCの中でもヒットシリーズとなっていますが、今回もその評価を順当に引き継ぐものとなりそうです。