海外メディアの眼に、サウジ戦の森保ジャパンはどう映ったのか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 現地時間1月21日、UAEのシャルジャで行なわれたアジアカップ決勝トーナメント1回戦で、日本代表はサウジアラビアを相手に1-0の辛勝を収めた。終始ボール支配で圧倒される展開ながら、20分に20歳のCB冨安健洋がヘディングで千金弾を決めると、これを最後まで粘り強く守り抜き、凱歌を上げたのだ。

 この大一番を多角的に考察しているのが米ネットワーク局『Fox Sports Asia』で、出場全選手の寸評・採点を掲載している。

 やはり決死のディフェンスを披露した最終ラインに対する評価が高く、吉田麻也と冨安が最高点の「8」をマーク。酒井宏樹と長友佑都にも「7」が付けられ、1アシストの柴崎岳と良質なフィルター役となった遠藤航も「7」の評価を得た。一方でアタッカー陣は守備に奔走させられたこともあり、軒並み及第点で、“可もなく不可もなし”といったところか。

 
 以下、日本代表出場選手の採点と寸評だ。

GK 権田修一(採点6)
「権田は試合を通してほとんど見せ場がなかった。なにせ相手のサウジは15本のシュートを放ちながら枠に飛んだのは1本だけで、6本がブロックされたからだ」

DF 酒井宏樹(採点7)
「攻撃面での貢献度は高くなかったものの、日本がクリーンシートを達成するうえで重要な役割をこなした」

DF 冨安健洋(採点8)
「素晴らしいヘッダーを20分に決め、日本にリードをもたらした。最終ラインでのソリッドな対応も光った」

DF 吉田麻也(採点8)
「冨安とともにまさに守備の岩壁となり、サウジのおびただしい数のシュートを防いだ。日本は実に瀬戸際で32回のクリアを記録。サウサンプトンのフットボーラーはその堅守に大きな貢献を果たした」

DF 長友佑都(採点7)
「お得意の攻撃参加はあまり見られなかったものの、仲間を叱咤激励しながら守備を引き締め続けた」

MF 堂安 律(採点6)
「序盤にあったチャンスで決めたかったが、敵の懸命のブロックに阻まれた。サウジが70%を超えるポゼッションを維持するなか、持ち前の攻撃性能は発揮できずじまいだった」

MF 柴崎 岳(採点7)
「セットプレーやオープンプレーで鋭いクロスを送っては、サウジ守備陣を苦しめた。貴重な決勝点をアシスト」
MF 遠藤 航(採点7)
「日本がペースを掴めないなかで、遠藤は的確な位置取りを心掛け、守備面で大きな助けとなっていた」

MF 原口元気(採点6)
「前線で効果的な働きはできなかったが、自陣に引いて献身的に守備をこなしていた」

FW 南野拓実(採点6)
「休まずに走り続け、前線の武藤とよく絡んだ。何度かサウジの守備を崩す場面はあったが、リードを広げるための効果的な動きは示せず。77分に交代した」

FW 武藤嘉紀(採点6)
「前線で頻繁にプレー機会が訪れ、後半に点差を広げるチャンスがあったが決め切れず」

<サブメンバー>
MF 伊東純也(採点5)
「77分に南野に代わって出場も、とくに目立った活躍はなし」

DF 塩谷 司(採点なし)

FW 北川航也(採点なし)

 
 ちなみにサウジ代表の選手については、総じて低めの評価となった。

 躍動感あふれるアップダウンを続けた右SBのモハメド・アル・ブライクの「7」が最高点は、あとはすべてが「6」以下。スタメンで最低点の「5」を付けられたのが左SBのヤセル・アル・シャハラニ、右MFハタン・バヒブリ、そして左MFサレム・アル・ダウサリの3選手。とくにバヒブリに対しては「チーム最多6本のシュートを放ちながら、そのうちの1本もゴールネットを揺すれなかった」と手厳しかった。

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