アジア杯での日本代表最年少ゴール記録を塗り替えた冨安。本職の守備でもチームの勝利に貢献した。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 アジアカップの決勝トーナメント1回戦、日本対サウジアラビアの一戦が現地1月21日、UAEのシャルジャ・スタジアムで行なわれ、日本が20分に挙げた冨安健洋の代表初ゴールを守り切り、勝利を収めた。

 冨安は堂安律と同世代の20歳で、今回決めた代表初ゴールはアジアカップにおける日本代表の最年少記録だ。トルクメニスタン戦で決めた堂安の最年少記録を早速塗り替えることになったが、ゴール後に冨安は真っ先に堂安に駆け寄りハイタッチ。堂安も笑顔でそれを迎えた。

 しかし、試合はサウジアラビアが攻勢を強め、前半のポゼッションは76%:24%とサウジアラビアが日本を圧倒した。そんななか、数少ないセットプレーを生かした日本が、柴崎岳のキックから冨安のヘディングで決めた1点を守り抜いた。

 UAE地元紙の『The National』は「トミヤスのゴールがサウジアラビアを帰国に追い込む」と速報で伝え、激戦をこう振り返っている。

「タケヒロ・トミヤスのゴールはサウジアラビアに対して日本の勝利をもたらし、アジアカップ2019の準々決勝に駒を進めるに十分な価値があった。若きDFはサウジアラビアの守備陣よりも高く上空に舞い上がり、GKモハンメド・アル・オワイスの頭上を越えたジュートをゴールネットに送り込んだ」

 また、サウジアラビアの追撃、後半における猛攻については「アントニオ・ピッツィ監督が率いる彼らの激しさは格闘技」「まるで砲撃だった」とその凄まじさを評した上で、「ハジメ・モリヤスが率いるサムライブルーはベスト8でベトナムと対峙するポジションを確保するため、グリーンファルコンズ(サウジアラビア代表の愛称)を“クリンチ”してみせた」と耐え切った姿を称賛している。

 準々決勝に駒を進めた日本代表は、1月24日にベトナムと対戦する。負傷で青山敏弘が離脱することが発表されたほか、警告累積で武藤嘉紀は出場停止。勢いのあるベトナムを、森保ジャパンはどう迎え撃つのだろうか。

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