練習でリラックスした表情も見せるMF原口元気

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 主力としての自覚がにじみ出ていた。21日の決勝トーナメント1回戦・サウジアラビア戦に向けた前日練習を終えた日本代表MF原口元気(ハノーファー)は「いつもどおり一番いい準備ができたと思う」と、集中した表情で口を開いた。

 現地時間午後3時(日本時間午後8時)キックオフのサウジアラビア戦。同じ試合時間だったグループリーグ初戦のトルクメニスタン戦(○3-2)は猛暑に苦しめられたが、サウジアラビア戦が行われるシャルジャのこの日の最高気温は22度。試合当日も23度の予報で、風も涼しく、暑さはほとんど気にならない。

「涼しいですね。初戦みたいな暑さだといろんなゲームプランを考える必要があるけど、これだけ涼しいなら5時(開始)の試合と変わらない」。目の前の相手に集中できる環境は整った。

 16年11月15日にホームで行われたW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(○2-1)ではゴールも決めている原口。「そんなにメンバーも変わっていないし、やり方は分かっていると思っている」と心強い。相手の印象については「攻撃的なチームなので、守備の部分では穴があると思っている」と指摘した。

「チャンスは必ずあると思うし、それを決めるか決めないかは自分次第だし、自分たち次第。チャンスは必ずある」。グループリーグ第2戦のオマーン戦(○1-0)では自ら獲得したPKで決勝点を決めた。「常に点を取らなきゃいけないと思っている。一発勝負なので、自分の力、自分たちの力が試されるところにいよいよ来たなと思っている」。その表情はすでに臨戦モードだ。

「一発勝負、大切な試合で力を発揮する選手でありたい。先制点を決めるとか、何か仕事をしないといけないと思っている。そういう存在でないと、この代表にはいられない」。あえて自分自身にプレッシャーをかけ、自らのゴールで日本をアジアの頂点にまで引っ張っていく決意だ。

(取材・文 西山紘平)