ウズベキスタン戦から一夜明け、報道陣に対応する森保一監督

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 グループリーグ3連勝で首位通過を決めたウズベキスタン戦(○2-1)から一夜明けた18日、日本代表は今月3日のUAE入り後、初のオフを取った。アルアインのチーム宿舎では森保一監督が報道陣に対応。チームは同日午後、21日の決勝トーナメント1回戦・サウジアラビア戦が行われるシャルジャへ移動する。

「3試合すべてが難しい試合で、厳しい試合だったが、アジアカップはギリギリの戦いをして、一戦一戦勝っていく大会なんだということをあらためて体験することができた」。グループリーグは9日のトルクメニスタン戦(○3-2)に始まり、13日のオマーン戦(○1-0)、そしてウズベキスタン戦と、いずれも1点差での勝利だった。

 しかもトルクメニスタン戦とウズベキスタン戦はともに先制を許しながらの逆転勝ち。特に勝利が1位通過の絶対条件だったウズベキスタン戦は失点から3分後に同点に追いついた。「先制されたとき、下を向いて、ガックリ来たメンタルではあの時間で同点にできない。選手がすぐに顔を上げて、次の戦いに向けて切り替えてくれたことが逆転につながった」と評価した。

 ウズベキスタン戦ではオマーン戦から先発10人を入れ替え、これまで出場機会に恵まれてこなかった選手たちを起用。グループリーグ3試合を通して、腰痛で別調整が続くGK東口順昭(G大阪)を除いた全22人が先発したことになる。前回大会はグループリーグ3試合でスタメンを一切変更せず、まったく同じ11人でそのまま準々決勝に臨んだが(前回大会は8チームによる決勝トーナメント)、UAEに1-1からPK戦で敗れた。大胆なターンオーバーで結果につなげたことは、間違いなく決勝トーナメントに生きてくるはずだ。

「第3戦でほとんどの選手がスタメンで出場することができた。試合勘、試合体力の部分では、決勝トーナメントに向けてチームとしていい状態をつくれたと思っている」。シーズンオフの国内組とシーズン中の海外組、さらには海外組の中でも国内合宿から参加した選手もいれば、UAEで開幕直前に合流した選手もいた。コンディションのバラつきはチームとして大きな課題だったが、グループリーグを通して確実にチーム全体のコンディションは上向いてきている。

 決勝トーナメント1回戦で対戦するサウジアラビアについては「うまくて強い」と率直な印象を口にした。「(サウジアラビアの映像は)まだしっかり見ていないが、アジアの中でもトップクラスのチーム。相手のことをしっかり分析、研究して試合に臨みたい」。そのうえで、総力戦で勝ち上がったグループリーグを踏まえ、「難しい試合、ギリギリの試合を勝ってきている。そこはチームとして忘れないでほしい」と選手たちに期待した。

(取材・文 西山紘平)