試合後、DF三浦弦太とハイタッチするDF槙野智章

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[1.17 アジア杯F組第3節 日本2-1ウズベキスタン アルアイン]

 13日のオマーン戦(○1-0)から先発10人を入れ替えて臨んだ一戦。初戦のトルクメニスタン戦(○3-2)から2試合ぶりに先発に返り咲いた日本代表DF槙野智章(浦和)は、グループリーグの相手で最も手強いとみられるウズベキスタンに勝利をおさめたことを喜びつつ、前半40分に先制点を奪われたシーンを悔やんだ。

 MFドストンベク・ハムダモフのスルーパスからFWエルドル・ショムロドフが槙野の背後を取ると、カバーに戻ったDF三浦弦太も切り返しでかわされ、最後は右足アウトサイドの技ありシュートで先制された。

「ケアはしていたけど、あそこは三浦選手と話し合わないといけない。一つひとつのズレが生じたと思うし、僕らだけの責任ではないとは思うけど、でも僕らのところで抑えなければいけないシーンだった。チャレンジ&カバーの関係性や距離感の問題。そこは僕らが一番分かっている」。槙野は問題を塗り隠そうとはしなかった。

 ただ、その後はしっかりと修正を見せた。「ミスから立て直すことができた。修正できたし、挽回できたのは良かった」と手応えを口にする。

 試合前には、ロシアW杯に出た選手たちでW杯前の3試合を振り返る会話をした。西野ジャパンは昨年5月30日のガーナ戦(●0-2)、6月8日のスイス戦(●0-2)と2連敗を喫したが、W杯前最後の強化試合となった6月12日のパラグアイ戦(○4-2)ではサブ組と呼ばれる選手たちが先発し、4-2で勝利。パラグアイ戦の先発メンバーからMF香川真司やMF乾貴士、MF柴崎岳、DF昌子源が主力組の座を奪い、W杯ベスト16の原動力となった。

「あのときは2連敗のあと、サブ組が出たパラグアイ戦でチームが一つになってW杯に行くことができた。今回は2連勝したあとにサブ組がもう一度勝って押し上げることができて、チームが結束できたと思う」。決勝トーナメントでだれが先発の座をつかむことになるか。槙野は「今日の試合でみんなが監督に“俺を出せ”とアピールできたと思う」とチームの活性化を歓迎した。

(取材・文 矢内由美子)