芥川賞がきのう16日(2019年1月)に発表されたが、「平成くん、さようなら」でノミネートされていた「とくダネ!」のレギュラーコメンテーター古市憲寿(社会学者)にかかってきた電話は、落選を告げるものだった。

「とくダネ!」はきのうの夜の古市に密着していた。「文藝春秋からかかってきたということは、ダメってことか」とつぶやきながら落選の報を聞いた古市に、普段の憎まれ口はなかった。「残念です」と語り、さっそくツイッターで今の気持ちを呟いた。「がーーーーーん」

「周りがみんな賞を取れるって言ってくれていたので、取れるみたいな感じだったんですけどね。周りから頑張ってと応援されて、アイドルになった気分が、ノミネートされてから1カ月くらい続きました。ノミネートされる1カ月くらい前に書き終わっているので、頑張ってと言われても何もできないので、自分のことじゃないみたいな気持ちでした」と話した。

「小倉さん、残念会開いてくれるんでしょ」

司会の小倉智昭「古市君はきょうほど『とくダネ!』のコメンテーターをやっていなければよかったと思ったことはないでしょうね」とコメントを求める。

古市「落選が決まってから、友達がみんな僕の家に集まってくれて、ありがたいなと思いました。でも『あす、とくダネ!なんだよね』って言っても、みんな帰ってくれなくて。解放されたのが2時で、きょうは寝不足です」

小倉「以前から、作品としては認めていましたが、芥川賞候補になるような作品ではないと私は言っていたんです」

古市「この小説の主人公はうじうじしないんです。自己肯定が強すぎるので、純文学らしくないとは言われていました」

小倉に「残念会を開く」と言われたことを古市が嬉しそうに持ち出すと、小倉は「そのへんの焼き鳥屋ですよ」と返した。