ウズベキスタン戦の予想スタメン。ここ2試合とはガラッと顔ぶれが変わりそうだ。

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 UAEで開催されているアジアカップで、すでに2連勝で決勝トーナメント進出を決めている日本は、グループリーグ最終戦でウズベキスタンと対戦する。2試合を終えてグループFの首位はウズベキスタンで、得失点差で日本は2位に付けている。グループの首位通過を狙うならば、日本は勝つしかない状況だ。
 
 決勝トーナメントでの対戦相手を考えれば、日本は首位を目指したいところ。2位通過の場合、残りの試合会場はアル・アイン、アブダビと移動の負担は減らせるが、ベスト16でオーストラリア、ベスト8で開催国UAE、ベスト4で韓国と対戦する可能性があるからだ。
 
 一方、1位通過すれば、シャルジャ→ドバイ→アル・アイン→アブダビと移動距離は増え、ベスト4で今大会の大本命とされるイランと対戦する可能性を残すが、ベスト16でサウジアラビアかカタール、ベスト8でヨルダンと、2位通過よりも比較的、相手に恵まれる印象だ。
 
 そのなか、森保一監督や選手たちは「まず勝利を目指す」と口を揃える。もっとも指揮官は「これまでの2戦からは選手を多く替えて臨もうと思っています。明日は日本の総合力を見せられる試合になるはずです」とスタメンの大幅変更を示唆している。
 
 その言葉を信じるなら、すでにイエローカードを1枚受けている権田修一、酒井宏樹、堂安律、南野拓実(次に警告を受けるとベスト16のゲームは出場停止になる)、また2試合連続でフル出場している柴崎岳、原口元気、長友佑都らは休ませる可能性が高い。
 
 まずGKは東口順昭が腰痛で別メニュー調整を続けており、ここ2戦は権田が先発を務めたが、有事に備えて若いシュミット・ダニエルを起用するのではないか。
 
 最終ラインはキャプテンの吉田麻也を残しつつ、左SBに佐々木翔、CBに三浦弦太、右SBに室屋成と予想した。もしかしたら吉田の位置に槙野智章を入れ、ここ2試合と総入れ替えする線もある。
 
 一方で個人的に気になるのはSBとサイドハーフのコンビネーションだ。ここ2試合では左サイドは長友佑都と原口元気、右サイドは酒井宏樹と堂安律が組んだが、よりコンビネーションを高めるために、ウズベキスタン戦でもセットでピッチに立たせる時間を作っても良いのではないか。
 
 ボランチは森保監督の広島時代の教え子である塩谷司と青山敏弘のコンビを予想。塩谷はUAEのアル・アインに所属しており、言わば“ホームゲーム”となる。「家族や友人も観に来てくれる」という一戦に向けてモチベーションは高いようだ。本来は左SBやCBを務めるが、ボランチの経験もあり、森保監督からは「後ろ全体で考えている」と言われているだけに準備は万端だろう。
 
 ただ前節のオマーン戦でフル出場し、エネルギッシュな動きを見せた遠藤航も控えており、青山と遠藤を組ませる形も考えられる。
 
 中盤2列目はここまで出場機会に恵まれなかった乾貴士、オマーン戦の終盤にアジアカップデビューを果たした伊東純也を推したい。ともにゲームに飢えており、積極的なプレーが期待できるだろう。
 
 2トップは右臀部の負傷で別メニュー調整を続ける大迫勇也を欠き、南野に休息を与えるとすると、オマーン戦に出場した武藤嘉紀、北川航也の2トップになるだろう。ともにオマーン戦では満足できるパフォーマンスを示せなかっただけに、雪辱を果たしてもらいたい。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)