「朝青龍のエールが届く前に稀勢の里は引退を決めてしまったようです」と司会の小倉智昭が残念がる。けさ16日(2019年1月)の「とくダネ!」は「元朝青龍語る横綱進退」を取り上げていたが、放送中に「稀勢の里 引退」のニュース速報が流れた。

小倉「きのう15日の負け方があまりにもふがいなかったので、ひょっとしたら、と思っていましたが・・・」

相撲リポーターの横野レイコが、けさのスポーツ紙から相撲協会幹部のコメントを紹介する。芝田山広報部長は「横綱の相撲になっていない。この相撲では難しい」、阿武松審判部長は「頭の中で組み立てている相撲に自分の体が反応できていない」、八角理事長は「気持ちの立て直しは本人しかできない」といずれも厳しい見方をしていた。

「きょう負けたら引退するんだ」

横野「きのうは、『きょう負けたら引退するんだ』と決めて土俵に上がっていたと思います」

小倉「きのうは若い勢いのある人に負けたのではなく、栃煌山は同期の相手でした。3日間相撲を取ってみて、もうダメなんだなと思ったのでしょうか」

横野「こんなはずじゃなかったという3日間だったと思います」

けさ8時40分すぎ、田子ノ浦親方が引退決断について会見した。「思ったような相撲がとれていない。全力では取っていましたが、取れていない。横綱ですから結果を出さないといけないのですが、そういう結果に結びつかなかった」と語った。

徹底してケガを治していれば・・・

小倉「朝青龍さんが言っていたように、ケガをしながら無理して優勝しましたが、そのときに休んでいたら良かったのにと。本人もそう思ったかも知れませんが、まわりがそうさせないのが横綱の立場なのでしょうね」

深澤真紀(コラムニスト)「日本人はケガをして頑張ると感動しますが、ケガをしたからこそ、勇気を持って休むというようなことにならないのでしょうか」

小倉「横綱の通算成績は36勝36敗でしたか。これまでの横綱では一番悪い成績になってしまうわけですね」

きょうは地元の茨城県牛久市から90人が国技館に応援に来るはずだったが、土俵に上がることはなくなった。