中国のパクリトイレ追及の第2弾だ。インチキ業者を中国人ジャーナリストの周来友さんが直撃した。

東芝と日立と三菱を合わせたような社名「東日菱」を広東省に訪ねると、ホームページにある立派なビルとは大違いのしょぼくれた中古建物に看板があった。中にはラップをした便器が1つ展示され、そばに立っていた男性は「自分は仕入れ担当だ。責任者が今いないから話せない」とそっけない。

周さんは「展示の便器はなんだか小さかった。実際にトイレに入ったら、和式でした」と報告した。

「嘘の日本本社」「文科相使った偽装広告写真」「TOTOそっくり画像」

この東日菱社のホームページには、「便器が事件を発酵させる」など、怪しげな日本語のコピーが付けられ、下村博文元文部科学相が社名入りの看板を掲げる写真までが掲載されている。下村事務所が「覚えがない」というのももっともで、別写真から看板だけを差し替えて合成したらしい。製品PR動画も日本のTOTOの画像と同じだ。

ホームページには渋谷区神宮前16丁目に「日本本社」があることになっているが、神宮前は6丁目までしかない。中国のほかのパクリ会社も、住所にあるのは幼稚園だったり、別の大手トイレ会社だったりする。

周さんは「もうやりたい放題ですが、中国の消費者には本物かウソかわからない。日本の企業も気づいていないのではないですか」と話す。

司会の国分太一「それだけ日本のトイレはすばらしい、ということなんだけどなあ」

堀尾正明キャスター「なんとかしないと中国の品位が問われますよ」