初場所に進退をかけた横綱・稀勢の里がきのう14日(2019年1月)の2日目、よもやの連敗に喫した。けさ15日の各スポーツ紙も一面に取り上げ、「引退危機」の大見出しが躍る。

きのうの対戦相手は西前頭筆頭の逸ノ城。呼吸が合わず、ようやく4度目に立ちあがったが、逸ノ城にはたかれると、土俵上に見事に転がされた。昨年(2018年)秋場所の千秋楽から7連敗だ。取り組み後、記者の質問に一言も応えず、国技館を後にした。

「勝ちたい意識が前に出て、体が動かない」

司会の小倉智昭「ふがいない相撲でした。見ていて、つらくなる相撲でした」

元大相撲力士の維新力浩司さんは、きのうの一番を次のように分析する。「横綱は立ち合い不成立で集中力を欠いてしまった。勝ちたい意識が前に出て、体が動かない。相撲内容自体が先場所負けた相撲を引きずったまま同じような負け方をしてしまった」。

八角理事長は「ここまで来たら、気持ちしかない」と奮起を促す。田子ノ浦親方も「3日目ももちろん出るつもり。引退については話し合う予定はない」といっている。

相撲リポーターの横野レイコは「本人はお正月にみんなに復活して、今年は優勝するんだという気持ちで臨んでいます」と語る。

「とくダネ!」が「稀勢の里は相撲を続けるべきか」と街の30人に聞くと、「続けるべき」が25人、「反対」は5人だった。

3日目の対戦相手は過去大きく勝ち越している東前頭筆頭の栃煌山だ。「でも、きのうの白鵬に敗れましたが、勝負ではほとんど勝っていました」と横野。きょうも、ヒヤヒヤ、ドキドキ相撲だ。