オマーンの粘りに手を焼きながらも、終わってみれば完封勝ち。日本は連勝でラウンド・オブ16進出を決めた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 日本とアジアのサッカーを知り尽くした男が、森保ジャパンの戦いぶりを称えた。

 現地時間1月13日、日本代表はアジアカップのグループリーグ第2戦でオマーンと対戦した。立ち上がりからラッシュを仕掛けて好機を掴むも得点には至らず、なんとか28分に原口元気のPKで先制に成功。以降はピンチを迎える場面が何度かあり、長友佑都のハンドが見逃されるなど幸運も味方してリードを保った。最終局面でのプレー精度を欠き、結果的に追加点は奪えぬまま1-0でタイムアップ。2連勝で決勝トーナメント進出は決めたものの、攻守両面で課題の残るパフォーマンスだった。

 オマーン代表を率いるのは、かつて大宮アルディージャや京都サンガで指揮を執り、韓国代表やオーストラリア代表などで監督を歴任したオランダ人指揮官、ピム・ファーベークだ。日本戦を前に「我々はサムライを恐れない。対策は万全だ」と豪語し、実際のゲームでも大いに森保ジャパンを苦しめたが、第1戦のウズベキスタン戦(1-2)に続く黒星で後がなくなった。

 
 ピム監督はまず長友のハンド疑惑について、「私の見立てでは、あれは100パーセント、PKだった」と断言。それでも「かといってジャッジに文句を言うつもりはないよ」と続け、「後半は主導権を握って攻め立てたが、終盤になってパワーを失ってしまった。日本を本当の意味で追い詰めるには、あと10パーセントなにかが足りなかったようだ」と分析した。

 そのうえで、日本の試合巧者ぶりをこう評している。

「そうは言っても日本はやはり経験が豊富で、ボールを上手くキープしながらまんまとゲームを殺していたよ。とくに後半は上手く対応されたなと思う」

 グループリーグの最終節は1月17日に行なわれ、日本は同じく2連勝のウズベキスタンと首位突破を懸けて戦い、オマーンは最下位トルクメニスタンとの一戦で3ポイントを奪取して「3位通過」を狙う。