肌着を着ないのはもったいない?

肌着には、快適さをアップさせるさまざまなメリットがあります。「暑いから」「もたつくから」といって着ないのはもったいないんですよ。
肌着の代表的な効果と、目的に合った選び方をご紹介しましょう。
・合わせて読みたい→
手足が冷える!末端冷え性改善ガイド(https://cocokara-next.com/lifestyle/poor-circulation-improvement-guide/)
【効果1】冷え対策
肌着は、寒い冬に外気から体を守るとともに、体から出る熱を閉じ込めてくれるため、冷え対策に効果があります。
また、最近では夏場でも、冷房の効いた室内で冷えを感じがちです。そんなときにも、肌着が暑い室外と冷房の効いた室内の温度差を緩和してくれます。
冷え対策のための肌着を選ぶ際には、以下の2点を押さえましょう。
・天然素材のもの
ウールやシルク、カシミア、綿といった天然素材の肌着がおすすめ。化学繊維は、吸湿性が低いものの場合、蒸れて冷えの原因になることがあります。
・素肌にフィットするもの
伸縮性があり、素肌にフィットする肌着のほうが、熱を逃がしにくくなります。
【効果2】暑さ、汗対策
暑い夏は肌着を着るのを避けてしまいがちですが、実は肌着を着たほうが、体の表面温度を低く抑えられます。
理由は、肌着が汗の蒸発を助けてくれるため。人間の体は、汗をかくことで皮膚から放熱し、体温が上がらないようになっています。汗が蒸発するときの気化熱で、体温を下げるという仕組みです。
肌着は、この汗を素早く吸収して乾かすことで、体温調節機能をサポートします。体温が効率よく下がるので、無駄な汗をかかなくて済み、べたつきにくくなるのもポイントです。
暑さ、汗対策用の肌着を選ぶときは、以下の2点を押さえましょう。
・速乾性と吸水性に優れた素材のもの
化学繊維では、レーヨンやポリエステルといった素材が、速乾性と吸水性に優れています。天然素材であれば、綿混や麻、絹などがおすすめ。
・ゆとりのあるサイズのもの
少しゆとりのあるサイズの肌着のほうが、素肌と肌着の間に空気が通りやすく、汗が乾きやすくなります。
寒い冬にも、暑い夏にも、欠かせない肌着。上手に活用すれば、より快適に過ごせるようになります。
「けんこうフィットNEWS - 健康にまつわる情報がぎゅっとつまった楽しく読める無料のアプリです。(https://www.nas-club.co.jp/kenkofitnews/」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。