車が徐行しながら駐車場から道路上に出ようとした瞬間、破裂音とともにエアバッグが作動し、車内に粉末は吹き出して真っ白になった。乗っている人はなにが起こったのかわからず、パニックだ。

「(こんなことで)エアバッグが作動するというのは想像できなかった。恐怖を感じた」と男性ドライバーは話す。

車に不具合はなかったのに、なぜエアバッグは作動したのか。中谷隆宏リポーターが愛媛・四国中央市の現場を取材すると、エアバッグは衝突以外の原因でも作動するようになっていることがわかった。下からの衝撃だ。

車体下からの衝撃でも作動するようセッティング!

一般的にエアバッグは前方からの衝撃で作動するが、深い溝へ落ちたり、縁石に乗り上げるなど車体下部への衝撃でも作動する仕組みになっている。現場は駐車場から道路に出るところの段差に加えて、スロープ(鉄板)が設置され、留め具と合わせると高低差は16センチあった。車がここを越えようとしたときの沈み込みで車体の下部が留め金に接触し、その衝撃でエアバッグが作動したらしい。

司会の羽鳥慎一「こういうケースでもエアバッグは作動すると認識しておいた方がいいですよ、という事例ですね」

作家の吉永みち子は「エアバッグが作動して、逆にびっくりしブレーキから足を離して路上に飛び出してしまう危険もありますよね」