夏菜と高橋メアリージュンが「連ドラ2本かけ持ち共演」に至った理由とは?

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 お笑いコンビ・相席スタートの山崎ケイによるエッセイ「ちょうどいいブスのススメ」(主婦の友社)を原作とした、1月10日スタートのドラマ「人生が楽しくなる幸せの法則」(日本テレビ系)で、小林きな子を含め3人で「トリプル主演」を務める夏菜と高橋メアリージュン。夏菜が演じるのは自己表現がヘタな中川彩香、高橋演じるのは融通が利かない一匹狼の木原里琴で、2人は同じ会社に勤めるOLという設定だ。

 ところが、このドラマより2日早い1月8日スタートのドラマ「新しい王様」(TBS系)でも夏菜と高橋は共演。藤原竜也と香川照之が「新しい王様」と「古い王様」となってテレビ局の買収を巡り競い合う、映画“カイジ”シリーズを連想させる内容で、夏菜はテレビに出演したいが演技がヘタな「舞台女優A」、高橋は買収劇が繰り広げられる中央テレビ報道局記者「西岡英美」を演じているのだ。

「同じクールのかけもち出演は視聴者に対して演技力の幅の広さをアピールしやすく、目にする機会が増えることで親近感を植え付けられると言われています。しかし、夏菜も高橋も2作品とも似たようなキャラを演じるため、演技力の幅の広さをアピールするのは厳しく、逆に視聴者が2作品を混同してしまう危険性もあります。NHKの朝ドラや大河ドラマと民放ドラマのかけもち出演はよくあることですが、今回の夏菜と高橋のような民放ドラマのかけもちは珍しい。それだけ2人がスタッフ側にとって“ちょうどいい女優”なのでしょう」(女性誌記者)

 売れっ子女優の2人が、今後、それぞれの作品でどんな演技を見せてくれるか期待したい。