9日午前、高知市中心部にあるビルの解体工事現場で3階部分のコンクリートの床が崩れ落ち、トラックの荷台が押しつぶされた。けが人はいなかった。NHKニュースが報じた。

解体工事の業者によると、コンクリート片などは2階の空洞部分を抜けて1階まで落下し、止まっていたトラックの荷台が押しつぶされた。現場では約10人が作業をしていたが、けが人はいなかった。

当時、崩れ落ちた床の上には、解体工事で出たコンクリートのがれきが積み上げられ、それを重機で移動させていたという。

現場の隣にあるNHK高知放送局では、ゴーッという大きな音とともに数秒間揺れを感じ、放送局に設置された震度計も揺れを感知した。

ビル解体現場で床崩落 NHK震度計が揺れを感知 高知(NHKニュース)