Twitter日本法人、ZOZO前澤社長の1億円キャンペーンは「規約違反ではない」と明言
ファッションEC大手、ZOZOの前澤友作社長による『1億円キャンペーン』が世間を賑わせています。

前澤氏個人のTwitterアカウントをフォローし、かつキャンペーンに関する投稿をリツイートした人の中から100名に100万円づつ、計1億円をプレゼントするという内容です。

これについて一部メディアは「『Twitterの運用ルールに引っ掛かるのではないか』との指摘がある」と報じていましたが、Twitter Japanはこれを否定しました。

Twitter Japanの広報担当者はEngadget日本版の取材に対し「前澤さまの個人によるツイートは Twitterの利用規約に違反はしておりません」と明言。また、企業や組織・クリエイティブな個人によるTwitterプロフィールでのキャンペーンや懸賞について、下記のガイドラインを示しています。

下記、Twitter社のガイドラインです。

企業、組織、さらにはクリエイティブな個人が、Twitterプロフィールでキャンペーンや懸賞を主催しています。Twitter上のキャンペーンや懸賞では、特定の内容のツイート、特定のアカウントのフォロー、特定のハッシュタグを付けた投稿などに対して賞品が提供されることがあります。Twitterプロフィールを使用してキャンペーンを主催する場合は、いくつかのシンプルなガイドラインに準拠してください。これらのガイドラインは、キャンペーンが原因で利用者がTwitterのルールやガイドラインに違反することのないように定められています。


複数アカウントを作成させない

キャンペーンに何度も応募するために多くのアカウントを作った利用者は、すべてのアカウントが凍結されることになります。複数のアカウントで応募した利用者は当選資格を失うことを必ず明記してください。

繰り返し同じツイートをさせない

まったく同じ、またはほとんど同じ内容やリンクを投稿することはTwitterルール違反であり、検索の品質を低下させる恐れがあります。同じツイートを何度も繰り返すように推奨するルールは設定しないでください(「一番多くリツイートした利用者に賞品を提供」など)。あなたが主催したキャンペーンや懸賞が原因で、利用者がTwitter検索から自動的に除外される可能性があります。キャンペーンのルールとして、1日に複数回応募した場合は無効になる旨を明記することをおすすめします。

すべての応募を確認できるように、主催者の@ユーザー名を含めてツイートしてもらう

当選者を決めるには、すべての応募者を確認する必要があります。投稿にあなたの@ユーザー名が含まれていれば、[通知] タイムラインですべての応募を確認できます(返信や@ツイートの詳細についてはこちらをご覧ください)。単純に検索しただけでは、一部のツイートが表示されないことがあります。また、検索品質の向上のために応募ツイートが検索から除外される場合があります。

キャンペーンに関連する話題を盛り込むように推奨する

関連するハッシュタグをツイートに含めてもらうという方法もあります(#キャンペーン、#企業名など)。ただし、ハッシュタグは投稿する内容に関連していなければなりません。ハッシュタグをまったく関係のない内容のツイートに追加するように推奨すると、Twitterルール違反の原因となる可能性があります。

Twitterルールに準拠する

これらのガイドラインはキャンペーン参加者の適切な利用をサポートするためのものですが、主催者側もキャンペーンを開始する前にTwitterルールと検索のベストプラクティスの両方を必ず確認してください。Twitterをビジネスに活用していて詳細な情報やヒントを確認したい場合は、business.twitter.comをご覧ください。

適用法令および規制

キャンペーンや懸賞を開始する前に、すべての適用法令および規制に準拠していることを確認してください。法令や規制への準拠は主催者の責任です。法令順守に関して疑問がある場合は、ご自身の弁護士にご相談ください。

お困りですか?

違反の報告については、こちらをご覧ください。