画像はヤマト運輸ホームページ スクリーンショット

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ヤマト運輸は8日、法人向けの投函サービス「クロネコDM便」において、14年間で約2万3000冊が未配達となっていたことを公表した。

「クロネコDM便」は、カタログやパンフレットなどを全国一律料金で配達するサービス。ヤマト運輸によると、岐阜県内の事業所に所属する委託配達員(クロネコメイト)が、2004年から2018年12月までの間、クロネコDM便2万2956冊を配達せずに滞留させていた。このクロネコメイトとの委託契約はすでに解除しており、荷主に対しては順次謝罪を行っているとしている。

ヤマト運輸は、「ご利用いただいたお客さまをはじめ、皆様に多大なご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます。」と未配達を謝罪。社員やクロネコメイトへの指導を徹底し、再発防止に取り組むとしている。クロネコDM便をめぐっては、2017年にも青森県のクロネコメイトが1万5031通を滞留させていたことが発覚している。