年明け早々の「金スマ」は、「金スマ 親子波瀾万丈 平成のワイドショーを最もお騒がせした芸能人親子」と題し、俳優・梅宮辰夫とその娘・アンナをゲストに迎えたスペシャルだった。
梅宮父娘と「あの彼」が平成のワイドショーを騒がせたのは平成6年、かれこれ四半世紀も前のことだ。それをいまさら蒸し返して、わざわざまた見せることにどんな意味があるというのか。やるほうもやるほうだし、のこのこ出てくる梅宮親子もどうかと思う。
そもそも、アンナが「あの彼」とどんなふうに知り合い、恋愛関係になったという話など興味ないし、借金を抱えた彼のため金策に走りまわったとか、連帯保証人になっていたために、8千万円もの借金を背負い、別れたあともまだ返し続けていた、などという話を聞かされたところで、まったく同情する気も起こらない。
唯一、面白かったのは、MCの中居正広が梅宮パパに「あの彼」の話をふったところ、「女房子供とは別れてきますので、アンナさんを嫁にくださいと言っていたが......」と別の相手と勘違いして話し出し、アンナがあわてて止めて、耳打ちしていたところくらいか。
それにしても、「あの彼」が羽賀研二だというのは周知の事実なのに、番組では一切その名を出さず、「あの彼」で通していたことに違和感があった。いつから羽賀研二は放送禁止用語になったのか? 梅宮辰夫に往年の輝きはなくしょぼくれていたのも心配。
(放送019年1月4日21時〜)

(白蘭)