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1月10日(木)にスタートする新ドラマ『刑事ゼロ』。同作の制作発表記者会見が1月5日に京都東映撮影所で行われ、主演の沢村一樹をはじめ、瀧本美織、寺島進、横山だいすけ、猫背椿、渡辺いっけい、財前直見、武田鉄矢が出席した。

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同作は、20年間の記憶を失ってしまった刑事・時矢暦彦(沢村一樹)がズバズバと難事件を解決していく新ミステリー。記憶を失う前は敏腕刑事として名を馳せ、「京都府警に時矢あり」とまでいわれていた時矢。

刑事にまつわるすべての記憶や経験が“ゼロ”になったことで“五感”と“洞察力”が研ぎ澄まされた彼が、常識の枠を飛び越えた自由なアプローチで事件の真相をひも解いていく。

◆捜査一課13係のセットが会見会場に

会見の会場は、時矢が所属する“京都府警刑事部捜査一課13係”の部屋のセット。今回、特別に13係メンバーのデスクが大公開された。

記憶を失った主人公・時矢のデスクは、常識やしがらみにとらわれない“ゼロ状態”を表現するかのようにスッキリ。

一方、寺島進演じるベテラン刑事・福知市郎の机には、さりげなくダンベルが置いてあるなど武闘派をうかがわせるところも。福知は禁煙中という設定で、寺島は「引き出しには駄菓子とか入っていて、アメをなめてタバコを我慢しています」と細かい役作りについて語った。

また、瀧本美織演じる新人刑事・佐相智佳のデスクの引き出しには、時矢の解決した事件のすべてをメモした“時矢ノート”が。「ここに時矢刑事の全てが、私の愛が詰まっています(笑)。プライベートな内容も書いてあるんです」と話した。

 

◆「1年のはじまりにふさわしいドラマ」沢村一樹が手ごたえ

そして会見では、新年の抱負を披露。沢村は「僕は毎年、記者さんの前で『“アレ”は封印します』とか『“ナントカ男爵”は返上します』と言っているのですが、今年こそ“ゼロ”からのスタートということで“アレ”はなかったことにしたいと思います(笑)」と、“ナントカ男爵”っぷりは封印することを熱く宣誓。

さらに、「今年4月で“平成”も終わるというタイミングでこのドラマをやれることに、運命みたいなものを感じています。1年のはじまりに非常にふさわしいドラマに仕上がっていると思います。今までにない刑事ドラマなので、視聴者の皆さんも新しい気持ちで心から“ゼロ”を楽しんでいただけたら」と手ごたえを力強くアピールした。

◆沢村一樹&瀧本美織が餅つき

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また会見の直前には、沢村と瀧本がドラマのヒットを祈願して餅つきにチャレンジ。沢村が「よいしょ〜!よいしょ〜!よいしょ〜!」の掛け声に合わせて杵を振るい、瀧本が合いの手を入れるという息の合ったコンビネーションを披露した。

続いて2人は役割を交代し、今度は瀧本が杵を振ることに。

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沢村は「餅つきは子どものとき以来でしたが楽しかったです。お餅がだんだんできていく感じが伝わって来るので、最後の一発が楽しかったです」と話し、瀧本は「こんなに楽しいセレモニーで会見をはじめられるなんて、今年もいい年になりそうだな、という予感がします」と、餅つきを心底楽しんだ様子。

2人がついた縁起のよい餅は、京風の白みそ雑煮に仕立てて、会見終了後に取材陣に振る舞われた。