今度はレ・ミゼラブル!ディーン・フジオカが「古典ドラマ」にハマるワケ

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 1月6日放送のスペシャルドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」(フジテレビ系)で井浦新とW主演するディーン・フジオカ。タイトルからもおわかりのように、19世紀フランスを代表する文学者・ヴィクトル・ユゴーの名作小説「レ・ミゼラブル」(邦題「あゝ無情」)が原作。設定を平成の日本に替え、1991〜1995年の神戸、2004年の東京、2018年の福島を舞台に、ディーン演じる過去に罪を犯し別人となって生きる男・馬場純と、井浦演じる彼を追い続ける刑事・斎藤涼介の30年間の物語になっている。

 ディーンといえば、フランス文学者アレクサンドル・デュマ原作の2018年4月期放送ドラマ「モンテ・クリスト伯‐華麗なる復讐‐」(フジテレビ系)で罠にはめられたことをきっかけに別人となって復讐に燃えるモンテ・クリスト・真海を好演したことが記憶に新しい。

「連ドラ『モンテ・クリスト伯』は平均視聴率6.2%と数字こそ芳しくありませんでしたが、ディーンが非現実的な設定のキャラを演じていたにもかかわらずハマリ役だったことは、ドラマ好きの間で語り草になっています。ディーンの醸し出す日本人離れしたソフトな物腰や王子様然とした顔立ちが、フランスを舞台にした原作にとてもマッチしていたんです。誰もが知っている古典文学が原作のドラマは、いくら舞台を日本に変更しても原作のイメージが強い。それを崩さすに演じることができるディーンは貴重な存在と言えるでしょう。また、今作でディーンとW主演する井浦も、日本人でありながらハーフかクォーターかのようなムードを持っていますから、ハマリ役になるのでは」(テレビ誌ライター)

 純の幼少期を吉沢亮、涼介の幼少期を注目の若手俳優・清水尋也が演じることにも注目だ。