Huawei公式Twitterアカウントが昨年大晦日に、一足早く「2019年おめでとう」のツイートを投稿しましたが、これがiPhoneから送られたものだったことがわかりました。ユーチューバーのマーケス・ブラウンリー氏が発見、報告しています。

iPhoneからの競合他社のツイートは珍しくないが…

Appleの競合他社が、iPhoneから自社の宣伝をツイートするというのは、つい最近のSamsungの例にもあるように、さほど珍しいことではありません。
 
Huaweiでも、昨年春に同社のブランドアンバサダーである女優ガル・ガドットが、Huawei Mate 10の宣伝をiPhoneからツイートしてしまうという、ちょっとしたアクシデントが起きています。
 
しかし今回のツイートは、小さなミスと笑って済ませられないかも知れないと、9to5Macが指摘しています。というのは、北米や欧州、日本などでHuaweiを締め出す動きが高まるなか、中国ではApple製品のボイコットが行われているという報道があるからです。
 

米政府はHuaweiやZTE排除へ

米政府は以前から、HuaweiやZTEなどの中国製の通信機器は、米国に対するスパイ活動に利用される可能性があるとして、懸念を表明しています。昨年8月には国防権限法が成立、政府機関における両社を含む中国企業の通信機器の購入や利用が禁じられました。
 
そしてトランプ米大統領は米国内の企業に対し、中国製通信機器の利用を全面的に禁止する大統領令を、新年早々発令する可能性があるともいわれています。
 
米政府は日本を含む同盟国に対してもHuaweiの締め出しを提案したとされ、日本、オーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランドも、5G回線における同社製品の使用を禁じる意向です。

中国国内ではAppleボイコットの動き

一方12月初めに起きた、Huaweiの最高財務責任者(CFO)であるワンジョウ・マン(孟晩舟)氏がカナダで拘束されるという事件を機に、中国国内ではHuaweiを支援する気運が高まっています。
 
Huawei支援だけでなく、競合するApple製品を忌避する動きもあるようで、従業員からApple製品を取り上げたり、iPhoneを購入すれば罰を与えたりする企業すら出てきているともいわれています。
 
こうした状況における、Huawei公式アカウントによるiPhoneからのツイッターというのは、確かに冗談では済ませられないかも知れません。もちろん問題のツイートはすぐに削除されています。

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)