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「お正月を、仲間とともに花園で!!」高校ラガーマンにとって、元旦を聖地・花園でむかえることは、特別な意味がある。1年間、努力を積み重ね、厳しい練習に耐え、仲間とともに切磋琢磨してきたからこそ、得られる結果だからだ。今大会、その栄誉を勝ち得たのは、16校。シード校11校、ノーシードから5校が勝ち上がった。ここまでくると、どの試合も気を抜くことができない。フィジカルは勿論、メンタルを削りあう戦いになるからだ。だからこそ、チームの本当の力が試される。3回戦は、今後の行方を占う上で、試金石となる舞台となった。

1月3日。花園でベスト8が激突!

Aシード3校は、それぞれノーシード校と対戦。

大阪桐蔭は、岡山県勢として48年ぶりに3回戦に進んできた玉島高校相手に盤石の強さを見せつけた。準々決勝の相手は、国学院栃木を持ち前の攻撃力で粉砕した兵庫の報徳学園。近畿大会では、接点で圧倒した相手。精神的にも肉体的にも、圧力をかけ続けることができるかどうかが、試合のポイントとなる。

東福岡は、藤田監督が「一戦、一戦、力をつけてきている。」と言ったように、試合を重ねるごとにたくましさが増してきている。3日の相手は、長崎北陽台。九州の大会で快勝している相手だけに、気持ちの面で優位に試合を進めることができる。

2校とは対称的に、神奈川の桐蔭学園は、島根の石見智翠館に苦しんだ。序盤は互角の展開、終盤つきはなしたものの、ミスが目立つ試合内容となった。次の相手は、30回目の準々決勝進出をはたした奈良の天理高校。愛知の中部大春日丘とのシード校対決を、我慢比べの末に制した懐が深くタフな相手。試合巧者にたいして、どこまで気持ちを強くもてるかが、カギを握る。

ベスト8最後の対戦は、京都成章との息詰まるような戦いを一気に抜け出した千葉の流通経済大柏と、黒沢尻工業の粘りに苦しみながらも力でねじ伏せた地元大阪の常翔学園の対戦。夏の7人制大会で一皮むけた感のある流経大柏と優勝経験豊富な野上監督率いる名門校の対決。試合前の士気高揚から、両監督の采配に注目が集まる。

鍵を握るのは「メンタル」

準々決勝以降は、まさに紙一重の戦い。鍵を握るのは、ずばりメンタル。その中でも特に「我慢」だ。

自分たちの展開でない時間帯に、いかに我慢できるのか。自分たちを信じ、集中力を切らすことなく、チャンスにミスのないラグビーを展開できるのかが、勝敗のポイントになる。

Aシード3校は、確かに総合力が高い。ただ、Bシード勢でも、メンタルで上回ることができれば、十分逆転可能な差しかない。生まれ変わったHANAZONOでは、一番「我慢」できたチームが頂点に近づくはずだ。

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