“正月は夫の実家”の悪夢…妊娠中に「つわりは甘え」と義母にこき使われて

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 年末年始、夫の実家に行くのがツラい…と憂うつになる人も多いのでは?
「夫の実家は雪深く寒い信州。『生後半年にもならない娘を連れていって体調を崩したら大変だから』と、年末年始の帰省は夫から断ってもらいました。前回の悪夢を思い出すと、とても帰る気になれないですし……」と苦々しい表情で語る武藤朋美さん(仮名・40歳・主婦)。

 妊婦だった約1年前の帰省時、とんでもない目に遭ってしまったそうです。

◆妊娠初期に義両親のもとへ帰省
「私は36歳で結婚しましたが1年経っても子どもができず、2年間の不妊治療の末めでたく妊娠することができました。とはいえ妊娠初期は何があるかわからないので、義両親にはすぐに報告せず、少しは安定する妊娠4か月に入ってからの帰省のときに報告することにしたんです」

 旦那さんの地元には義弟と義妹がいるそうですが、義弟は新婚で義妹は未婚で、義実家にとっては待望の初孫。さぞ喜んでくれるだろうと、義実家に到着するやいなや玄関先で報告すると……。

「喜んでくれるどころか、義母の表情がサッと険しくなり、『なんでわかったときにすぐ報告しなかったの!?』と怒り出したんです。そして、『遠くに住んでてもうちの孫なのに私たちはのけ者扱いか』などと文句を言い続け、その間私たちは荷物を持ったまま玄関に棒立ち。

 私はその頃まだつわりがあり体調がいまいちだったため、寒い玄関で立ち尽くしているうちに気分が悪くなってきて。ついに血の気が引いてきて座り込んでしまったのですが、義母は構わず文句を言い続けていました」

 武藤さんの様子に慌てた旦那さんが「ひとまず上がらせて」と頼んでその場は収まったものの、義母が武藤さんをいたわる様子は一切なし。飲み物も出してくれず横になる場所も提供してくれないので、仕方なくソファにもたれて回復するまでじっと耐えたとか。

◆妊婦をこき使い、「つわりは甘え」と言い放つ姑
「怒りがおさまれば義母も少しはいたわってくれるかと思ったのですが、その考えは甘かったですね。少しラクになり動けるようになったところで、例年通りフツーにエプロンを渡され、大掃除やおせち作りの手伝いをさせられたんです」

「漬物を取ってきて」と言われたときは、重い漬物石を持つことにさすがに躊躇(ちゅうちょ)し、旦那さんも「妊婦にやらせることじゃない」と言ってくれたそうですが、義母は一蹴。

「『つわりは甘え。安産のためには少しくらい重いものを持って足腰を鍛えるべき。私は妊娠中もこれくらいずっとやってた』と。いまは『妊婦が重いものを持つのは危険』というのは常識なのに……。結婚式の準備のときやこれまでの帰省のときも、義母のことはたびたび『キツい性格だな』とは思っていましたが、本当に自分本位で、嫁に厳しい古臭いタイプの姑なんだなとゲンナリしました」

◆元日は地獄のドライブが待っていた……
 その調子で年始もこき使われ、元日はやってきた義弟家族や義妹のためにせっせと給仕。

「妊婦を働かせ自分たちは座りっぱなしの姿に、『親が親なら子どもも子ども』とイライラし、つわりがさらに悪化しました。なので、元日の午後はいつも家族みんな着物で初詣&親戚家への年始の挨拶に行くんですが、さすがに断ったんです。車で1時間かかるし、着物もしんどいので」

 すると、義母は再びご立腹。「車に乗ってるだけのくせに何がしんどいの」「嫁の自覚がない」と責め立てられ、行かざるを得なくなったとか。

「旦那の申し立てで着物は着なくても許されたのですが、同乗した義妹の香水がきついわ、山道で車が揺れるわで、途中何度も吐きそうになり死ぬほどキツい思いをしました。神社と親戚宅ではほぼトイレにいましたが、誰も私の不在に気づいてない様子で、『だったら来なくてよかったんじゃない?』とモヤモヤしましたね……」