今季もバルセロナでゴールを量産するメッシ photo/Getty Images

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人間なら誰しも得手不得手はあるものだ。世界No.1プレイヤーと言われ、数々のタイトルを勝ち取ってきたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだって例外ではない。

相手を切り裂く変幻自在のドリブル、針の糸を通すような魅惑のパス、一撃必殺のFKなど、様々なプレイで世界中のサッカーファンを魅了するメッシ。中でも得点力は凄まじく、2004年にバルセロナのトップチームデビューを飾ってから約14年間で通算得点数は570ゴールを超える。現在2年連続でヨーロッパのゴールデンシュー(欧州得点王)に輝き、今季もここまでリーグ戦15試合で15ゴール記録している。

サッカーに必要な能力のほとんどの分野がワールドクラスで、驚異の数字を残しているメッシだが、「ヘディング」だけは苦手なのかもしれない。そもそも試合中にほとんど頭でシュートを放つ姿が見られないが、データサイト『opta』によると、メッシはクラブと代表チームの活動の両方において、2018年のすべてのコンペティションでヘディングによるゴールがなかったとのこと。2007年以降初めての出来事だという。

ただ、ヘディングによるゴールがなくとも、メッシはそれを補うだけの有り余る能力があり、今季もゴールを量産している。2019年は、メッシが頭でゴールを決めるのかにも注目だ。