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 番組で共演した女子高生タレントに対する淫行騒動で、5月に所属するジャニーズ事務所から契約解除された元TOKIOの山口達也氏だが、身内が明かした近況を発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。

 山口氏は今年2月、NHK Eテレの番組で共演していた女子高生を自宅マンションに招き、泥酔した状態で強引にキスを迫ったため、強制わいせつ容疑で捜査を受けていたことが4月下旬に発覚。

 示談が成立し、被害届が取り下げられ、5月1日付で起訴猶予処分となったが、5月6日をもってジャニーズ事務所から山口氏との契約解除が発表された。

 その後の山口氏だが、一部報道によると、双極性障害、いわゆる躁うつ病の治療のために入院を続けているが、現在は容体は安定。ただ、メンバーでお見舞いに行っているのはリーダーの城島茂のみだという。

 「ジャニーズとしては、なんとかして山口氏を復帰させようとしているが、さすがに、女性絡みの不祥事なのでこのご時世では厳しい。山口氏が抜け、穴が空いた形のTOKIOのレギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)には、なんとキムタクを投入することが判明。現状では山口氏の戻る場所はなさそうだ」(芸能記者)

 同誌によると、山口氏の闘病をサポートしているのが山口氏の家族。実弟でプロレスラー兼歌手のKouzyは先月下旬、東京・新宿のライブハウスで行われた音楽イベントに出演した際、「まあ、あの〜(兄は)がんばってますよ。がんばってます」と切り出し、山口氏が外食もできる状態で、2人で一緒に北京ダックを食べたことなども明かしたというのだ。

「TOKIOはデビュー25周年の来年に向けて全国ツアーを計画していたが、山口氏の不祥事のせいで音楽活動を休止しているため、白紙撤回。新しいアルバム制作も頓挫したまま。そんな状態なのに山口氏が頭を下げて戻れるはずがない」(音楽業界関係者)

 復帰という目標があれば、山口氏の闘病のモチベーションになりそうだが…。