広島が東京Vの主将・井林章を獲得「J1という舞台でも活躍できるように」

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 サンフレッチェ広島が、東京ヴェルディのDF井林章を完全移籍で獲得した。両クラブが27日に発表している。

 移籍が決まり、井林は東京Vのクラブ公式HPでコメントを発表。感謝の気持ちを綴った。

「大学を卒業してから6年間、このチームの一員として戦えたことを誇りに思います。今の自分はヴェルディに関わる全ての方の支えなしに語ることはできません。キャプテンを4年間させてもらい、選手としてだけではなく、人間としても成長させてもらえたことは唯一無二の経験です。どんな時でも全力で応援し背中を押してくれたサポーターの大声援は決して忘れません。本当にこのチームには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」

 そして、同選手は広島のクラブ公式HPにもコメントを寄せ、意気込みを述べている。

「このたび、加入することになりました井林です。広島でまたサッカーをすることができる喜びと希望を胸に、広島のために全力を尽くして戦っていきます。J1という舞台でも活躍できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

 現在28歳の井林は広島県出身で、サンフレッチェびんごジュニアユースから広島皆実高校、関西学院大学を経て2013年に東京Vへ加入した。1年目から多くの出場機会を得た同選手は、在籍6年間でJ2リーグ戦227試合出場11得点を記録。2015シーズンからはキャプテンを務めてきた。