モノの「捨てどき」最速ジャッジ方法。傘っていつ捨てたらいいの?

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 整理収納アドバイザー・生き方スタイリストで、「鬼速片付け」の著者でもある吉川永里子さんに、片付けのコツを聞く企画、第2弾です!(以下、吉川さんの寄稿)

◆「モノの捨てどき」の目安を覚えると片付けがラクに
 今年もあっという間に年末が近づいてきました。何かと忙しくなるこの時期、大掃除が悩みの種の方も多いでしょう。でも今年は「平成最後の年末」だと思うと、部屋の中をスッキリ爽快にしてから年越ししたいですよね。

 片づけに時間をかけずスムーズに終わらせるためには、適正な「モノの捨てどき」の目安を覚えておくと、何かと便利です。捨てるか迷ってしまったときの判断基準となりますので、ぜひ参考にしてみてください。

◆服は買ってから3年で捨てる
 ふだんよく着る「カジュアルな服」は、3年たったら使用期限がきたと捉えましょう。もちろん、ずっと愛用していて手放すのを悩んでしまう服もあるかもしれません。でも、3年たてばだいぶ生地も傷んできています。服は自分の心や気持ちに影響を与えるものです。新しい自分に出会うためにも、3年を目安にリニューアルするのがオススメです。

「ブラジャー」や「ショーツ」は約1年。伸びたり縮んだりしてサイズが合わないと、スタイルに影響を与えます。下着は消耗品だと考えるのがベスト。

「靴」が増えてしまう方は多いと思いますが、「足下を見る」と言われるように、かかとのすり減りやつま先の色はげは意外に人に見られています。かかとやつま先の状態を基準に、処分や修理をしたほうがいいでしょう。

◆コスメは1シーズンで新品に買い換えよう
 モノを大切にしたい人は「タオル」を溜め込みがち。でもゴワゴワになったまま使うのは肌トラブルの原因にもなりかねません。触ってゴワツキを感じたら捨てるか雑巾に。

 同じ「コスメ」を長く使い続けている方が時折いますが、これもオススメできません。開封した瞬間から劣化が始まっています。まだ中身が残っていても、1シーズンで新しいモノに買い換えるのがいいでしょう。

◆月に1回「食材処分デー」を設けて、食材を溜め込まない
 プレゼントされた「食器」を捨てるにはちょっと勇気がいりますよね。ですが1年以上も使っていなかったら、それはもうあなたに必要ないものなのです。1年を基準に思い切って捨てましょう。

「菜ばし」は先がこげたら、「まな板」は色素沈着したら、「フライパン」はフッ素樹脂加工がはげたらと、本来の状態から劣化していると判断できたら、迷わず捨ててください。もったいないという理由でいつまでも使っていると、衛生的にも機能的にもよくありません。

 加工食品や缶詰など、日持ちする食材は、必要ないのについスーパーで購入してしまいがち。でも結局食べずに、キッチンの棚には賞味期限切れの食材がわんさかなんてことも。せっかく買ったのに捨てることほどもったいないことはありません。

 そんな方には、月に1回「食材処分デー」を設けて、加工食品や缶詰を使った料理をすると決めてみるのはどうでしょう。この日を設けると、ムダに食材が溜まらず収納に余裕が生まれるので、新商品を購入する楽しみも生まれるでしょう。

◆傘の数は、家族の人数+予備2本
 いまの時代、最新情報はネットですぐに調べられることができます。「雑誌や実用書」は内容がまとまっていてわかりやすいですが、「最新情報を得る」という意味では、半年もたてば処分するのがベター。

 また買い物のたびにたまっていく「紙袋」。大中小、それぞれ2枚もあれば十分です。だって紙袋、そんなに使うタイミングありますか?

 たまるといえば、なぜか雨天のたびに増えていく「傘」。玄関の傘入れにギュウギュウなんて方は、家族の人数+予備2本まで一気に捨てちゃうべきです。2本予備があれば、「雨なのに傘がない!」なんて事態には陥りませんから。

 これらの判断基準は私が実践しているもので、もちろんこれを厳密に守らなければならないわけではありません。大切なのはご自身のなかで、「捨てどきの基準」をルール化しておくこと。

 ルールにしておくと、それにのっとって片づければいいので、日常の片づけの負担が大幅になくなります。ぜひ、あなた流のルールを作って、鬼速で片づけを進めてください。詳しくは、『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』に記しておりますので、そちらもご覧ください。

<文/整理収納アドバイザー・生き方スタイリスト 吉川永里子>