そして法廷闘争へ(共同通信社)

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 日大アメフト部の悪質タックル問題、体操のパワハラ問題など、2018年のアマチュアスポーツ界では様々な問題が露見したが、それはレスリングでも同様。

 五輪4連覇の教え子・伊調馨(34)に対するパワハラで名伯楽の誉れを失ったのが、至学館大学レスリング部の元監督で日本レスリング協会の強化本部長だった栄和人氏(58)だ。

 6月には同大の谷岡郁子学長(64)によって監督を解任され、大学も退職した栄氏。9月に入ると、告発された内容の一部が虚偽で、伊調のコーチだった田南部力氏(43)に名誉を傷つけられたとして損害賠償を求め、法廷闘争へ突入した。

 意気軒昂かと思いきや、栄氏に取材の電話を入れると、騒動後の謝罪時のように弱々しい声だった。

「裁判の進展は何もありませんし、新しい生活がどうなるかも、決まっていない。お話しすることがないんです……。年が明けたら、いろいろと事態に変化があるでしょうから、それまでお待ちください」

“嵐の前の静けさ”なのか。

※週刊ポスト2019年1月1・4日号