不思議な映像が紹介された。お母さんが食事の用意に立ち、1人残された赤ちゃんが泣きだした。おもちゃを渡しても泣き止まなかったが、エンジン音が鳴る赤い車のぬいぐるみを渡すとピタリと泣き止んでニコニコと笑い始めた。

このぬいぐるみを開発したのは自動車メーカーのホンダで、車のエンジン音に秘密がある。12人の赤ちゃんに車のエンジン音を聞かせるたところ、11人が泣き止み、そのうち7人は心拍数も安定したという。

笠井信輔アナ「ぬいぐるみは非売品で、ホンダの東京・青山のショールームに置かれているだけなのですが、エンジン音だけならスマホの専用アプリで再生できるそうです」

母親の胎内音に近い周波数

なぜエンジン音で赤ちゃんは泣き止むのか。このぬいぐるみの監修に携わったサウンドヒーリング協会の喜田圭一郎理事長によると、車のエンジン音はお母さんのお腹の中で聞いていた胎内音と周波数が似ているからだという。ホンダは37車種で実験し、NSXがもっとも胎内音に近かった。

エンジン音のほかには、電車内、シャワーの音、チェロ、掃除機の音などが体内音と周波数が近いという。

政治学者の三浦瑠麗「ネットで体内音を探して聞かせたらもっといいのでは」

社会学者の古市憲寿「まあ、ぬいぐるみならその辺においておいてもいい」

山田秀雄弁護士は「たしかに、車に乗せると泣き止むことがありますよね」

車の乗ると赤ちゃんや子供はすぐ寝るのも、同じ理由なのだろうか。それにしても、なんでも検証してみるホンダの精神は素晴らしい。