日本財団は12月18日、17〜19歳の男女800人を対象に実施したセックスについての意識調査の結果を発表した。

全体の23.3%、約4人に1人がセックスの経験があることがわかった。経験率は男性25.3%、女性21.2%で男女に大きな差はなかった。経験者に経験人数を聞くと、全体の54.3%が1人と回答した。初体験の年齢は、17歳が24.7%で最も多く、次いで16歳が19.8%、18歳が17.9%だった。

「避妊は面倒くさい」男性より女性が上回る

また、避妊の必要性については86.7%が「必要」と回答している。逆に、避妊は必要でないと答えた人にその理由を聞くと、最も多かったのは「大丈夫だと思うから」(26.9%)だった。無根拠に避妊は必要ないと考えている人が少なくないことがわかる。

避妊は必要でないと思う2番目の理由は「面倒くさいから」で15.4%だった。男女別に見ると、男性9.4%、女性25%で、女性の方が避妊を面倒だと感じていることがわかる。

他に「その場のノリを大事にしたいから」(13.5%)、「自分が感じやすいと思うから」(11.5%)と答えた人もいた。

避妊をするのは自分と相手のどちらかを聞いたところ、男性の75.6%が「自分」、女性の67.6%が「パートナー」と回答した。日本ではコンドームによる避妊が主流のため、このような結果になったと思われる。

性病に罹患したことがある人の割合はわずか3%だが、性病への不安については、全体の31.3%が「とても不安である」、44.6%が「やや不安である」と回答し、合わせて75.9%が不安だと答えている。

性教育で教えてほしいこと「避妊具の正しい使用方法」「性病のこと」

学校での性教育が「役に立った」という人は59.1%だった。どのような内容があれば良いかを自由回答で聞くと、男女ともに「避妊具の正しい使用方法」(男性)、「性病のこと」(女性)という意見が多かった。

体の仕組みについて知りたい人も多く、

「月経に関する内容(男子にも)」(女性)
「女性の生理や妊娠に関して、デリケートな問題ではあるが男性に十分な知識(中略)を与えるのも重要(中略)逆に男性の勃起などについて(中略)も女性にある程度は知っていただきたい」(男性)

といった意見も寄せられていた。

また「やり方や体の仕組みより相手のことを尊重して人を想うことの学習」(男性)、「早い段階で性行為を体験することが悪のように言われているのは問題だと想う」(男性)など、セックスに関する考え方について取り上げてほしいという声もあった。

一方で「苦手なのでしないでほしい」(男性)、「完全に(男女で)分けて授業をやってほしい」(女性)という人もいた。性教育を行う際には、セックスに対して苦手意識がある生徒や男女合同での授業に抵抗を覚える生徒への配慮が求められそうだ。

性に関する情報源は、Webサイトが55.8%で最も多く、友人も50.2%、SNSが31.4%だった。サイトとSNSを合わせると87.2%がインターネットから性についての情報を得ていることがわかる。