ロシアの国営放送は11日(2018年12月)、夜のニュース番組で高校生向けの科学イベントについて報じた。そこで「最新鋭ロボット」として紹介されたのが、ロシア語を流ちょうに話し、人間のような滑らかな動きでダンスを踊る「ボリス」だ。ところが、このニュース直後からSNSである疑惑が浮上した。

その疑惑とはボリスの着ぐるみ疑惑。フェイスブックなどで「どうして1つもセンサーがないの?」「明らかに首が見えている」と次々に指摘された。

「最新鋭ロボット」ネットで売られていた! 値段はなんと...

モーニングショー取材班は、イベント広報担当を直撃。真相を聞いたが、「コメントできない」の一点張りだ。

そうした中、ネットで見つけたのが、25万ルーブル(約42万円)で売られていたボリスそっくりのロボット。...ではなく、ロボットのコスチュームだ。

開発・販売しているショー・ロボット社を直撃すると、

「あのイベントに出ていたロボットの衣装は、最新型じゃなくて古くなっていらなくなったから知り合いに安く売ったものだよ。もうボロボロだったから、2万ルーブル(約3万4000円)くらいでね」

と回答。

一方、疑惑浮上後、国営テレビはボリスについて改めて報道。「人間の形をしたロボットは現時点ではこのような動きはできない」「記者の表現がよくなかった」「高校生たちは本物のロボット開発にインスピレーションをもらうかもしれない」などと訂正はせず、苦しい言い訳を報じた。

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「完全にBPO案件だね」

菅野朋子(弁護士)「でも、誰が見ても分かるけど...」

野上慎平(アナウンサー)「ショー・ロボット社はこれをきっかけに受注が増えて喜んでいます。30分間動いて6万円。イベントに呼ぶのが流行っているそうです」

青木理(ジャーナリスト)「ふなっしーみたいなものだね」