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12月6日放送の「プレバト!!」俳句査定に、名人10段・梅沢富美男が登場。冬の歌舞伎座の情景を詠んだ一句で“永世名人”へ一歩前進を目指したが、惜しくも“現状維持”に。これで4回連続となる現状維持査定にイライラが頂点に達したのか、夏井いつき先生に「番組が成り立たないだろ!」などと噛み付く大荒れの展開となった。

夏井先生「これは私の愛のヒントよ」に梅沢が神妙な顔つき
今回は「銀座のイルミネーション」をお題に、特待生昇格試験に名人3段・横尾渉(Kis-My-Ft2)と名人10段・梅沢富美男が登場。

横尾は銀座に近い新橋演舞場での"滝沢歌舞伎"を「足袋汚し初日輝き演舞城」と詠むが、惜しくも現状維持に。そして、東国原英夫、藤本敏史(FUJIWARA)と"永世名人への道"を争う梅沢は「冬の季語を使った俳句は失敗しません。自信あります」と不敵な笑みを浮かべ、歌舞伎座と赤穂浪士の討ち入りをかけた一句を披露。

<永世名人への道 現状維持 ★ゼロ>
義士の日のまねきに白く降る夜空
          梅沢富美男

梅沢は「"義士の日"に歌舞伎座に行くと、役者の名前を書いたまねき看板にぱらぱらと雪が。赤穂浪士が討ち入りで闊歩した時も雪が降っていたんだよなという句。これは役者じゃないとなかなか詠めないでしょう」と自信たっぷりに語るが、"現状維持"が告げられると、ショックのあまりのけぞってしまう。

夏井先生は「かなりマニアックな"義士の日"という季語だが、丁寧に使おうとしているのは良い。雪との季重りを避けようと"白く降る夜空"としたのも、よく工夫している」と評価。「でも、"まねき"が看板だって若い人は分かるかな?」と指摘すると、4回連続の"現状維持"にふてくされる梅沢は「そりゃあ、分からない人はいるでしょうよ!」と噛みつき、夏井先生も「ダメとは言ってない。奥の手を教えてやろうと思ったのに、うだうだエラそうなことを」と応酬。一色触発の事態に、MCの浜田雅功が「教えてほしくないの?」と割って入ると、梅沢は「教えてもらえればうれしい...」と小声でぽつり。

<添削後>
義士の日の看板(まねき)や白く降る夜空

気を取り直した夏井先生は「"看板"って書いて、まねきとルビを振れば、知らない人にもちゃんと伝わる。これは私の愛のヒントよ」と奥の手を明かすと、梅沢は神妙な顔つきに。


しかし、そのあとの助詞の扱いについて「ここは"に"ではなくて、しっかり"や"で切るんです。カットも切れて、看板のアップになるでしょ」と添削すると、素直に聞いていた梅沢が突然「そんなの後で部屋に呼んで言えばいいだろ! 番組のことを考えろよ。3人も10段がいるのに、成り立たないだろ!」と激怒。再び大荒れの様相を呈したが、夏井先生の「番組は成り立つの!」の一言でバトル終了となった。


夏井先生がダイヤモンド✡ユカイの句に「洋服を見て納得する経験は初めて」と驚き
一方、ランキング戦には、過去3度"才能アリ"で「なんとしても女性最年少の特待生になりたい」と力が入る篠田麻里子、「前回1位にうっかり。反響がすごかったです」と前回の 初登場"才能アリ1位"に照れる相田翔子に加え、特待生・千原ジュニアの兄で「あいつに童話を読み聞かせたのはオレ」となぜか上から目線の千原せいじが3年ぶりに登場。さらに「数々の歌詞を書いているから」と自信を見せるダイヤモンド✡ユカイ、「おばあちゃんが俳人」というメンタリストDaiGoの弟で著書のクイズ本が大ヒットしている現役東大生の松丸亮吾が初参戦し、"凡人"でも最下位というハイレベルな争いを繰り広げる。

まず、ロックミュージシャンらしく「オリオンよ俺にシャウトをさせてくれ」と詠んだユカイが"才能アリ2位"に。夏井先生は「あなたを見たときに、この人かもと思った。当たったよ! 洋服を見て納得する経験は初めて」と笑顔を浮かべる。また、"凡人3位"には「足早に駆ける街並み流れ星」と詠んだ松丸がランクインするが、梅沢に嫌味を言われ「今年イチ悔しい」と憤慨。

3年ぶり登場・千原せいじに夏井先生が「恐ろしい俳人になるかも」
続いて、篠田が「着膨れの母の手を引きベネチアよ」で"凡人4位"となり、勝負はせいじと相田の一騎打ちとなる。

<凡人最下位>
冬の蠅ふわりふわりと花籠へ
         千原せいじ

せいじは最下位ながら"凡人"査定に、ガッツポーズで満足げな表情。この句は実は比喩で「飲みに行くおっさん」を詠んだことを明かすと、夏井先生は「話を聞いて分かった。その発想の方が断然面白いです。ちゃんとお書きになったら、あなたがダントツで1位だった」と着眼点を絶賛。しかし、せいじは「それが書けないんですよ!」と泣きつき、夏井先生は「じゃあ直しますから、3年後にまた来てください」と苦笑い。

<添削後>
街は花籠冬蠅のごと我ら

中七が句またがりになっている、全部で17音という劇的添削を施した夏井先生は、改めて「発想は非常に面白いんです。あとはちょっとした技術を手に入れたら、恐ろしい俳人になるかもしれない」と、せいじの潜在能力を高く評価した。

相田翔子の"不思議ちゃん"ぶりが浜田雅功のツボにハマる
そして見事に才能アリ1位に輝いた相田の一句は、夜の銀座に生きる女性の心情を描いたもの。

<才能アリ1位>
不夜城の孤独にまとう毛皮なり
          相田翔子

相田は「眠らないネオン街ですね。きらびやかなんですけど心がちょっと寒くて、そういう時には毛皮で温まるのが銀座には似合う」と意図を説明すると、夏井先生は「きちんと言いたいことが、言葉として選び取られている。直すべき点はありません」と大絶賛。MC浜田も「あなた2回目も"才能アリ1位"。しかも今回も直しなしですよ!」と驚くが、相田は「ね〜」とひと言だけ。さらに薄い反応を浜田にツッコまれると、「うん、やっぱり素敵な句ですね」と自画自賛を始める"不思議ちゃん"ぶりを発揮。ツボにハマった浜田は、思わず「ぶふっ!」と吹き出していた。

     ◇

さて、次回の俳句査定のお題は・・・

芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。https://www.mbs.jp/p-battle/